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シンガポールの太陽光発電

シンガポールの太陽光発電

シンガポールでは、2015年の政府による持続可能シンガポール計画(The Sustainable Singapore Blueprint 2015)に基づき、2030年を目標として環境・エネルギー分野の開発が進められている。その計画の中で、太陽光発電は2020年に2014年時点の18倍である350MWac注1)の目標が設定されており、2015年末には、前年に比べて二倍以上の59.5MWacに増加した(図1)。

シンガポールは国土が狭いため、目標達成のために貯水池に太陽光パネルを浮かべる水上太陽光発電の実証試験が開始された。西部のテンゲ貯水池に10種類の太陽光パネルを設置し、最適なシステムの選定と環境への影響を評価する。当初は1MWで開始し、来年には2MWに拡張する計画である。この計画は経済開発庁(EDB)、公益事業庁(PUB)およびシンガポール太陽エネルギー研究機構(SERIS)により推進されている。

一方、シンガポール本島の南に位置するセマカウ島では、2014年からマイクログリッドの実証プロジェクトが南洋工科大学(NTU)によって、進められている。こちらでは2016年10月に300m2の太陽光パネル注2)の設置が完成し、実証試験の準備が進められている。(2016年12月)

 

図1  太陽光発電累積設備容量の推移
図1  太陽光発電累積設備容量の推移
出典:シンガポールエネルギー統計2016

 

図2  シンガポールの地域別太陽光発電設置状況(2015年末までの累積)
図2  シンガポールの地域別太陽光発電設置状況(2015年末までの累積)
注)図中の数字は、設置件数
出典:シンガポールエネルギー統計2016

 

注1)
MWacは交流に変換された後の設備容量を示す
注2)
出力ではなく、太陽光パネルの面積のみが示されている

 

参考資料:
• シンガポールエネルギー統計2016
• Minister for the Environment and Water Resources NEWS
• Renewable Energy Integration Demonstrator-Singapore(REIDS) HP
http://erian.ntu.edu.sg/REIDS/Pages/AboutREIDS.aspx
• シンガポールのセマカウ島マイクログリッド(2014年12月トピックス)
https://www.asiabiomass.jp/topics/1412_02.html

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