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アセアン諸国の再生エネルギー動向

アセアン諸国の再生エネルギー動向

インドネシア、カンボジア、シンガポール、タイ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオスから成るASEANは、2000年から2013年にかけてGDPは5.1%成長しており、電源需要がさらに拡大する見込みである。ASEANでは表1に示すように、2025年までにエネルギーミックスにおける再生可能エネルギーシェアを23%とすることを目標としている。この値は大型水力発電も含めるが、在来型の薪などの再生可能エネルギーは含めない一次エネルギーに対する目標である。各加盟国も再生可能エネルギーの導入目標を掲げているが、その目標値の設定の仕方は表1に示すように電力に対する目標値や1次エネルギーや最終消費エネルギーに占める目標値などさまざまである。また各国ではFIT制度など支援策により再生可能エネルギーの導入を促進している。

ASEAN 再生可能エネルギーガイドラインが、 ASEAN地域の再生可能エネルギーに対する民間部門の活動と投資を促進するために整備中である。インドネシアにおけるバイオマス・バイオガスと小水力発電のためのガイドラインが完成し、フィリピン、タイ、マレーシアにおける太陽光発電とべトナムにおけるバイオマス・バイオガスのプロジェクトのためのガイドラインが作成中である。(2016年7月)

 

表1  アセアン諸国の再生可能エネルギー導入目標

  電力に占める
目標値
一次エネルギーに占める目標値 最終消費エネルギーに占める目標値 FIT制度整備
インドネシア 26%(2015年) 25%(2025年)
カンボジア 25%(2035年)
15%(2015年)
シンガポール 8%(記載なし)
タイ 20%(2036年) 25%(2021年)
30%(2036年)
フィリピン 40%(2020年)
ブルネイ 10%(2035年)
ベトナム 5%(2020年) 5%(2020年)
8%(2025年)
11%(2050年)
マレーシア 5%(2015年)
9%(2020年)
11%(2030年)
15%(2060年)
ミャンマー 15〜18(2020年)
ラオス 30%(2025年)
アセアン 23%(2025年)
日本(参考) 22〜24%(2030年)

出典:
ASEAN PLAN OF ACTION FOR ENERGY COOPERATION (APAEC) 2016-2025
http://www.aseanenergy.org/resources/publications/asean-plan-of-action-for-energy-cooperation-apaec-2016-2025/
Renewables 2016 Global Status Report
http://www.ren21.net/

 

参考資料:
• ASEAN PLAN OF ACTION FOR ENERGY COOPERATION (APAEC) 2016-2025
http://www.aseanenergy.org/resources/publications/asean-plan-of-action-for-energy-cooperation-apaec-2016-2025/
• Renewables 2016 Global Status Report
http://www.ren21.net/
• ASEAN - Renewable Energy Guidelines
http://re-guidelines.info/

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