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インドネシアの再生可能エネルギーによる地方電化

インドネシアの再生可能エネルギーによる地方電化

インドネシア政府は、再生可能エネルギーを利用した地方電化を計画している。この計画は「明るいインドネシア(Bright Indonesia)と名付けられた。現在、電化されていない村の65%(12,659村)が東部のパプア州、西パプア州、マルク州、北マルク州、西ヌサ・トゥンガラ州、及び東ヌサ・トゥンガラ州の6州(図1参照)に属している。

インドネシア全体の電化率は2013年時点で約73%であるが、パプア州の29%、東ヌサ・トゥンガラ州の48%は特に低い値になっている。

インドネシア政府は、2019年までに10,300の村に電気を供給し、国全体の電化率を97.35%に引き上げることを目標とした。そして、先に図1に示した6州に9.4MWの電力を供給するために、電力系統の整備、再生可能エネルギー導入のための補助金に4,410億ルピー(35億円)を配分したことをエネルギー鉱物資源省(MEMR)大臣が2016年4月22日に西パプア州で発表した。

再生可能エネルギーの導入促進のために、FIT制度も導入されており、小水力、地熱、バイオマス、太陽光の各発電に対して固定買取価格が決められている(表1参照)。特に、小水力発電に対しては、東部6州に対しては1.25〜1.6の割り増し率が決められ、重点的に導入促進が図られている。(2016年6月)

 

図1  東部6州の電化率
図1  東部6州の電化率
出典:Economics and Finance in Indonesia  Vol. 61 No. 2, August 2015から作成
http://efi.ui.ac.id/index.php/efi/article/view/505/530

 

表1  インドネシアのFIT制度
表1  インドネシアのFIT制度

出典:WIDER Working Paper 2016/59
https://www.wider.unu.edu/publication/feed-tariff-policy-effective-increasing-deployment-renewable-energy-indonesia

 

表2  小水力発電のFIT制度
表2  小水力発電のFIT制度

出典:2015 JICA インドネシア国 小水力 IPP 事業への民間投資促進 にかかる情報収集・確認調査
ファイナルレポート
http://open_jicareport.jica.go.jp/pdf/12234647.pdf

 

参考資料:
• Antaranewsホームページ
http://www.antaranews.com/en/news/104349/indonesian-govt-to-develop-renewable-energy-for-rural-electricity
• Economics and Finance in Indonesia  Vol. 61 No. 2, August 2015から作成
http://efi.ui.ac.id/index.php/efi/article/view/505/530
• WIDER Working Paper 2016/59
https://www.wider.unu.edu/publication/feed-tariff-policy-effective-increasing-deployment-renewable-energy-indonesia
• 2015 JICA インドネシア国 小水力 IPP 事業への民間投資促進 にかかる情報収集・確認調査ファイナルレポート
http://open_jicareport.jica.go.jp/pdf/12234647.pdf

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