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東京都のエネルギー目標と地中熱ポテンシャルマップの公開

東京都のエネルギー目標と地中熱ポテンシャルマップの公開

2016年3月に東京都が発表した東京都長期ビジョン は、東京都が目指す将来像を達成するための目標や具体的な政策、実施計画を明らかにしている。その中でエネルギーに関して、消費量を2020 年までに20%、2030 年までに30%削減(2000 年比)することと、再生可能エネルギーによる電力利用割合を2024 年までに20%程度に拡大することが示されている。その目標を実現するために、太陽光発電の導入燃料電池車の導入などが項目として挙げられている。

また、東京都は2016年の3月に地中熱ヒートポンプ*1)の利用を促進するため、「東京地中熱ポテンシャルマップ」を公開した。このマップでは、地中熱の採熱可能量(ポテンシャル)を50メートル・250メートルのメッシュで地図上に表示している。さらに建物用途ごとに必要となる熱交換器の本数の目安も表示し、利用者の利便性を高めている。

東京都は、まず都有施設の改築等において、建物の一層の省エネルギー化を図るとともに、地中熱を含む多様な再生可能エネルギーの利用を促進し可能な限り利用割合を高めていくとしている。(2016年5月)

 

図  東京都地中熱ポテンシャルマップ
図  東京都地中熱ポテンシャルマップ
出典:東京都プレスリリース
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2016/03/20q3o500.htm

 

*1)
地中の温度は、深さ10メートル〜15メートルになると、年間を通して約15℃で安定しているため、大気と熱交換して冷暖房を行うよりもエネルギーを節約することができる。このように地中熱を利用した冷暖房システムを地中熱ヒートポンプと呼ぶ。夏季は、通常の冷房装置が大気に排出する熱を減らせるので、ヒートアイランド現象の防止にも役立つ。

 

参考資料:
• 東京都プレスリリース
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2016/03/20q3o500.htm
• 東京都長期ビジョン
http://www.seisakukikaku.metro.tokyo.jp/tokyo_vision/vision_index/index.html
• 地中熱利用ヒートポンプの設置状況(トピックス2015年3月)
https://www.asiabiomass.jp/topics/1503_03.html

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