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南相馬ソーラー・アグリパーク体験学習による子どもたちへの新エネ啓発活動

福島県の南相馬ソーラー・アグリパークは、津波で被災した敷地に太陽光発電所(500kW)と植物工場を設置し、新エネルギーをテーマとした体験学習の拠点として利用されている。「福島復興ソーラー・アグリ体験交流の会」は南相馬ソーラー・アグリパークを舞台に、小中学校の総合学習と連携した体験学習などを行い、新エネルギーについての啓発活動を継続している。2013年4月のオープンから2年半の間に、南相馬市内の小中学生3500名のうち2100名以上の子どもたちが体験学習を行った。また、週末スクール、サマースクール、ウィンタースクールを開催し、新エネルギー啓発のための活動を行っており、各スクールには、2年半で600名以上の小中学生が参加している。

その啓発活動は、本物の太陽光発電所の「巡視点検」など、子どもたちが仕事として新エネを楽しく充実感をもって体験し理解を深めることを特長としている。また、自由に太陽光パネルの方位や角度を変えられるオリジナル装置を使った「発電研究体験」や、太陽光発電の電気を電気自動車に蓄電して家電製品を動かす「新エネを賢く使う体験」など、子どもたちが新エネを楽しく学ぶ工夫に努めている。また、自分の力と水の力を比べて水力の素晴らしさを実感する「水力発電体験」や、福島県の地図上を歩く「新エネ発電所回遊体験」なども用意されている。

「福島復興ソーラー・アグリ体験交流の会」は自治体や大学とも連携し、一般市民向けの普及活動も含めて幅広く実施しており、新エネルギー普及促進の持続性のある普及促進モデルとして高く評価され、新エネルギー財団が主催する2015年度新エネ大賞(資源エネルギー庁長官賞)を受賞した。(2016年3月)

 

本物の太陽光発電所の中で「巡視点検体験」
本物の太陽光発電所の中で「巡視点検体験」

パネルの方角を自由に動かす「発電研究体験」
パネルの方角を自由に動かす「発電研究体験」

水の力と自分の力を比較する「水力発電体験」
水の力と自分の力を比較する「水力発電体験」

「太陽光発電で育てる植物工場」見学
「太陽光発電で育てる植物工場」見学

「新エネを賢く使う体験」
「新エネを賢く使う体験」

福島県MAPの上を歩く「新エネ発電所回遊体験」
福島県MAPの上を歩く「新エネ発電所回遊体験」

 

参考資料:
• 新エネルギー財団 平成27年度新エネ大賞
http://www.nef.or.jp/award/kako/h27/p02.html
• 復興庁
http://www.reconstruction.go.jp/topics/20130419_casebook_05fukushima-2.pdf
• 福島県の再生可能エネルギー導入推進(2013年7月)
https://www.asiabiomass.jp/topics/1307_06.html
• 福島県における再生可能エネルギー分野の産業集積(2014年7月)
https://www.asiabiomass.jp/topics/1407_05.html
• 福島県の再生可能エネルギー推進に向けた取組み(2015年9月)
https://www.asiabiomass.jp/topics/1509_06.html

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