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エネルギーのレジリエンス(強靭性)としてのスマートコミュニティ

エネルギーのレジリエンス(強靭性)としてのスマートコミュニティ

2015年10月12日、フィリピンのセブ島で開催されたAPEC(アジア太平洋経済協力)のエネルギー大臣会合ではAPEC域内で直面するエネルギー問題について議論が交わされ、エネルギー安全保障と持続可能な発展を推進する上で、天災及び人災に対するエネルギーインフラ関連施設の強靱性「エネルギーのレジリエンス(強靭性)」の重要性が認識された。(写真1参照)。

日本は東日本大震災の教訓で、内閣官房にナショナル・レジリエンス(防災・減災)懇談会を設置して、施策の一つとして「地域における自立・分散型エネルギーの導入促進」を進めている。

太陽光をはじめとする再生可能エネルギーは出力の変動が激しく、大量導入により、電力ネットワークに電圧の上昇、周波数調整力の不足といった課題が生じる。また、震災時には発電電力量の減少に伴い、電力需要を押さえるピークカットが必要となった。このような課題に対応するため、エネルギー管理システムや蓄電池等のIT技術を活用し、電気に加え、熱、交通も含めたエネルギーの効率的なシステムが「スマートコミュニティ」である。現在、図1に示す日本国内4地域でスマートコミュニティの実証が進んでおり、ここで得られた技術や方法が「国際問題としてのエネルギーのレジリエンス(強靭性)」に活用されることが期待される。(2016年3月)

 

写真1  APECエネルギー大臣会合
写真1  APECエネルギー大臣会合
出典:経済産業省
http://www.meti.go.jp/press/2015/10/20151014003/20151014003.html

 

図1  スマートコミュニティの国内4地域実証
図1  スマートコミュニティの国内4地域実証
出典:経済産業省 資源エネルギー庁
http://www8.cao.go.jp/cstp/tyousakai/juyoukadai/energy/4kai/siryo3-3.pdf

 

参考:
• 経済産業省「APECエネルギー大臣会合が開催されました」
http://www.meti.go.jp/press/2015/10/20151014003/20151014003.html
• 経済産業省 資源エネルギー庁
http://www8.cao.go.jp/cstp/tyousakai/juyoukadai/energy/4kai/siryo3-3.pdf
• 外務省「APEC(アジア太平洋経済協力)エネルギー大臣会合」
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/energy/apec/apecemm.html
• 内閣官房
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/resilience/dai1/siryou8.pdf

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