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日印エネルギーパートナーシップイニシアティブ

日印エネルギーパートナーシップイニシアティブ

インドでは、経済成長に伴って電力需要が急増しているが、インドの電源構成は、図1のように石炭59%、天然ガス9%など従来型の発電で占められており、インド政府は現在13%の再生可能エネルギー割合を、太陽光発電などの導入で大幅に増やす考えである。

インドにおける太陽光発電の累積設備容量は2016年1月14日時点で、5,130メガワットに達した。各州の内訳は、ラジャスタン州(1264 MW)、グジャラート州(1024MW)、マディヤプラデシュ州(679 MW)、タミル・ナードゥ州(419 MW)、マハラシュトラ州(379 MW)、アンドラ・プラデシュ州(357 MW)と続いている。インド政府は、2021年〜2022年時点で太陽光発電容量を20倍の100 GW(100,000MW)とする野心的な目標を設定しているので、他州での設置増加が期待される。

このようなインドの挑戦的な導入目標を背景に、日本とインドの第8回エネルギー対話が2016年1月12日に開かれ、エネルギー分野での両国の協力強化に関する共同声明「日印エネルギーパートナーシップイニシアティブ-Japan and India agree upon the Japan-India Energy Partnership Initiative-」が署名された。この中でインドが取り組む石炭火力発電の高効率化や、再生可能エネルギーの導入拡大、省エネルギー化の推進を、日本が技術面で支援することや、インドが原発や再生可能エネルギーなどの最適な割合を示す電源構成(ベストミックス)を策定するため、共同研究を始めることが合意された。(2016年2月)

 

図1  インドの電源構成(2014年)
図1  インドの電源構成(2014年)
出典:米エネルギー情報局(EIA):
https://www.eia.gov/beta/international/analysis.cfm?iso=IND

 

参考資料:
• 日印エネルギーパートナーシップ FACT SHEET(和文)
http://www.meti.go.jp/press/2015/01/20160112005/20160112005-4.pdf
• Japan and India agree upon the Japan-India Energy Partnership Initiative FACT SHEET(英文)
http://www.meti.go.jp/press/2015/01/20160112005/20160112005-3.pdf
• 米エネルギー情報局(EIA)「インドエネルギー事情」
https://www.eia.gov/beta/international/analysis.cfm?iso=IND
• 日印の再生可能・省エネルギー分野での協力(2015年11月号)
https://www.asiabiomass.jp/topics/1511_06.html

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