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2015年度のバイオマス産業都市選定

2015年度のバイオマス産業都市選定

2013年から関係7府省(注1)が共同で推進しているバイオマス産業都市構想は、2018年度までに全国で100地区のバイオマス都市を構築することを目指しているが、2015年度には新たに表1に示す12地域を選定し、全部で34地域となった。バイオマス産業都市とは、2012年に作成されたバイオマス事業化戦略を受けて、地域内でバイオマスの原料生産から収集、運搬、製造、利用まで経済性を考慮した流れを作り、産業創出と地域循環型のエネルギーを取り込んで、環境にやさしく災害に強い町、村を構築するものである。

今回選定されたバイオマス産業都市では、間伐材の熱利用、家畜排せつ物または食品廃棄物からのバイオガス発電がそれぞれ8地域、廃食油からのバイオディーゼル(BDF)が3地域で取り組まれるなど、様々な事業化プロジェクトが計画されている。(2016年1月)


表1 2015年度に選定されたバイオマス産業都市

  地域 人口 面積 代表的事業化プロジェクト
1 北海道平取町 約0.6万人 約7.4万ha
  • 熱利用(間伐材)
2 宮城県大崎市 約13万人 約8.0万ha
  • 熱利用(間伐材)
  • バイオガス発電(家畜排せつ物等)
  • BDF(廃食用油)
  • ペレット燃料化(ヨシ)
3 山形県最上町 約1万人 約3.3万ha
  • 木質バイオマス発電、熱利用(間伐材)
  • バイオガス発電(家畜排せつ物、食品 廃棄物等)
  • 固形燃料化(もみ殻)
4 栃木県茂木町 約1.4万人 約1.7万ha
  • ペレット化(間伐材、堆肥)
  • 熱利用(木質ペレット)
  • 資材化(竹)
  • BDF(廃食用油)
5 山梨県甲斐市 約7.4万人 約0.7万ha
  • 木質バイオマス発電、熱利用(間伐材)
  • 液肥化、堆肥化(生ごみ)
6 京都府京丹後市 約5.6万人 約5.0万ha
  • バイオガス発電(食品廃棄物)
  • 燃料化、堆肥化(下水汚泥)
  • マテリアル化(間伐材、竹)
7 京都府南丹市 約3.4万人 約6.2万ha
  • 熱利用(間伐材、剪定枝)
  • BDF(廃食用油)
  • バイオガス発電、熱利用(食品廃棄物、下水 汚泥、家畜排せつ物)
  • 飼料化(微細藻類)
8 島根県飯南町 約0.5万人 約0.2万ha
  • 堆肥化(家畜排せつ物、間伐材)
  • 熱利用(間伐材、竹)
  • バイオガス発電、熱利用(生ごみ、下水 汚泥)
9 岡山県津山市 約10.7万人 約2.8万ha
  • 木質バイオマス発電(間伐材)
  • パウダー化、マテリアル化(製材残材、間伐材)
10 福岡県宗像市 約9.6万人 約1.2万ha
  • バイオガス発電(下水汚泥、食品廃棄物)
  • 堆肥化(消化汚泥、食品廃棄物、剪定枝)
  • BDF(廃食用油)
11 大分県臼杵市 約4.1万人 約2.9万ha
  • 木質バイオマス発電、熱利用 (間伐材)
  • バイオガス発電(食品廃棄物)
12 宮崎県小林市 約4.8万人 約5.6万ha
  • バイオガス発電(家畜排せつ物、食品廃棄物)
  • 炭化(堆肥)
  • 木質バイオマス発電、熱利用 (間伐材、製材 残材)

出典:農林水産省 バイオマス産業都市の選定地域
http://www.maff.go.jp/j/press/shokusan/bioi/pdf/151030-01.pdf

 

注1)
内閣府、総務省、文部科学省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省

 

参考資料:
• 農林水産省プレスリリース
http://www.maff.go.jp/j/press/shokusan/bioi/141110.html
• 農林水産省 バイオマス産業都市の選定地域
http://www.maff.go.jp/j/press/shokusan/bioi/pdf/141110-02.pdf
• 2014年度バイオマス産業都市の選定(トピックス2014年12月)
http://www.asiabiomass.jp/topics/1412_04.html

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