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日印の再生可能・省エネルギー分野での協力

日印の再生可能・省エネルギー分野での協力

世界3位の温室効果ガス排出国のインドは、2015年10月に国内総生産(GDP)当たりの温室ガス排出量を、2030年までに33〜35%削減(2005年基準)するという目標を、2015年12月に開催される、国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(UNFCCC、COP21)に向けて提出した。この中で太陽光発電(1億KW)や風力(6,000万KW)、バイオガス(1,000万KW)、水力発電(500万KW)などによる発電容量を1億7,500万キロワットに増すなど、再生可能エネルギーを積極的に導入するとともに、省エネと植林を進める等、今後、再生可能エネルギー分野のインフラ等の急速な需要拡大が計画されている。

2014年9月に開催された日印首脳会談において、インドへの直接投資と進出日本企業数を5年で倍増するとの目標が合意された。日本の経済産業省は、インド共和国の新・再生可能エネルギー省及び電力省と、再生可能エネルギー分野および省エネルギー分野における協力の強化を目的として「再生可能エネルギー作業部会」および「省エネルギー作業部会」をニューデリーで2015年8月末に開催した。両作業部会では、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)を通じた、再エネおよび省エネ分野における実証事業をはじめとした、両国共同事業の進捗の確認を行うとともに、新たな協力分野に関する議論が行われた。

再エネ作業部会では、NEDOを通じたインドでの新たな協力分野として、エネルギー貯蔵、太陽光エネルギー、バイオマスエネルギー分野について議論し、特にエネルギー貯蔵分野については、日本企業の蓄電池が有効であることを確認した(図1)。

NEDOは、2015年9月23日から3日間、インドでの再エネ分野の展示会「日印エネルギーフォーラム2015展示会(India-Japan Energy Forum 2015 “Exhibition”)」を主催し、日本の企業・団体24社の有する多くの優れたエネルギー技術を出展・紹介した。(2015年11月)

 

図1  エネルギー貯蔵のイメージ図
図1  エネルギー貯蔵のイメージ図
(出典:http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100452.html

 

参考資料:
• 経済産業省「インド政府との間で、「再生可能エネルギー作業部会」及び「省エネルギー作業部会」を開催しました」
http://www.meti.go.jp/press/2015/09/20150908001/20150908001.html
• 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「日印エネルギーフォーラム2015「エキシビション」」
http://www.nedo.go.jp/events/report/ZZAT09_100005.html
http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100447.html
• 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「米カリフォルニア州でスマートコミュニティ実証プロジェクト」
http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100452.html

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