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マレーシア初の籾殻発電建設

マレーシア初の籾殻発電建設

マレーシアでは2011年12月から固定価格買取制度(FIT)の申請受付が開始され、再生可能エネルギーによる発電設備容量は、累積で2014年時点で243.3MWに達した。内訳はバイオガス発電11.7MW、バイオマス発電55.9MW、小水力発電15.7MW、太陽光発電160MWである(図1参照)。

バイオマスエネルギーの賦存量は図2に示すようにアブラヤシからのバイオマスが約84%と多くと占めるが、それ以外に、稲作から発生する籾殻が利用できる地域がある。この籾殻の発生が多いマレーシア北部のKedah州(図3)において、マレーシア初となる出力9.95MWの籾殻発電所建設が2015年1月に着工された。この籾殻発電所は、マレーシアのマジュナカ・エコ・エナジー社が発電事業を行い、電力会社のテナガ・ナショナル(TNB)に7MW 販売し、残りは自社消費する予定でとされている。

アブラヤシの豊富なマレーシアではあるが、今後それ以外に地域に応じたバイオマスの利用が進むことが期待される。(2015年3月)

 

図1 マレーシア再生可能エネルギー累積設備容量(2014年)
図1  マレーシア再生可能エネルギー累積設備容量(2014年)
出典:ボルネオポストから作成
http://www.theborneopost.com/2015/01/25/renewable-energy-applications-surge-to-932mw/

 

図2 マレーシアのバイオマスエネルギー賦存量(2013年)
図2  マレーシアのバイオマスエネルギー賦存量(2013年)
出典:Malaysian Biomas Industry confederation 資料
http://www.oeaw.ac.at/forebiom/WS2lectures/02-01-TKMUN.pdf

 

図3 籾殻発電設置場所(ケダ州パダン)
図3  籾殻発電設置場所(ケダ州パダン)
出典:ボルネオポストを元に作成
http://www.theborneopost.com/2015/01/25/renewable-energy-applications-surge-to-932mw/

 

参考資料:
• ボルネオポスト
http://www.theborneopost.com/2015/01/25/renewable-energy-applications-surge-to-932mw/
• マレーシアナビ
http://www.malaysia-navi.jp/news/?mode=d&i=4074
• Malaysian Biomas Industry confederation 資料
http://www.oeaw.ac.at/forebiom/WS2lectures/02-01-TKMUN.pdf
•  Availability of Biomass Residues for Co-Firing in Peninsular Malaysia, Energies 2014, 7
www.mdpi.com/1996-1073/7/2/804/pdf
• マレーシアにおける再生可能エネルギーの導入状況(トピックス2014年11月)
http://www.asiabiomass.jp/topics/1411_05.html

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