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2014年度バイオマス産業都市の選定

2014年度バイオマス産業都市の選定

2013年から7府省(注1)が共同でバイオマス産業都市を推進しており、2018年度には100地域を目指すとしている。2014年度は富山県射水市、兵庫県洲本市、島根県隠岐の島町、福岡県みやま市、佐賀県佐賀市、大分県佐伯市の6地域が選定され、11月18日に認定証の授与式が行われた。

バイオマス産業都市とは、地域のバイオマスの原料生産から収集・運搬、製造・利用までの経済性が確保された一貫システムを構築し、地域のバイオマスを活用した産業創出と地域循環型のエネルギーの強化により、地域の特色を活かしたバイオマス産業を軸とした環境にやさしく災害に強いまち・むらづくりを目指す地域である。

表1の2014年度に選定されたバイオマス産業都市では、各々特色のあるバイオマスに係る複数のプロジェクトの事業化が計画されている。たとえば稲作地域ではもみ殻の有効利用、山林のある地域では間伐材や剪定材の木質バイオマス利用など地域の特徴を生かした内容となっている。(2014年12月)

 

表1 2014年度に選定されたバイオマス産業都市

地域 人口 面積 代表的事業化プロジェクト
富山県射水市 約9.5万人 約1.1万ha ①木質バイオマス活用(堆肥製造事業)
②廃食用油活用推進(廃食用油燃料化)
③もみ殻の有効利用(ボイラーによる熱利用、燃焼灰から肥料等製造)
④木質バイオマス発電(県内の間伐材等を利用して発電)
兵庫県洲本市 約4.7万人 約1.8万ha ①菜の花・ひまわりエコプロジェクト及びBDF、B5燃料事業の拡大
②バイオガス発電事業(下水・し尿汚泥、食品廃棄物、廃玉ねぎ)
③竹資源の有効利用事業(チップ化による発電・熱利用等)
④BTL(液体燃料)製造事業(可燃ごみ、木質、農産物残渣)
⑤微細藻類の有効利用事業
島根県隠岐の島町 1.5万人 約2.4万ha ①木質バイオマスリグノフェノール商品・研究開発
②木質バイオマスペレット事業(間伐材、製材屑)
③木質バイオマスペレット発電
④ごみ処理施設のメタン発酵事業(木・竹・わら類及び厨芥類)
福岡県みやま市 約4.0万人 約1.1万ha ①メタン発酵発電液肥化(生ごみ、し尿、浄化槽汚泥)
②BDF製造(廃食用油のBDF化)
③はたき海苔資源化(低品質海苔の堆肥化)
④木質熱利用(剪定枝等)
佐賀県佐賀市 約23.6万人 約4.3万ha ①清掃工場二酸化炭素分離回収事業
②木質バイオマス利活用事業
③下水浄化センターエネルギー創出事業
(下水汚泥や食品残渣をメタン発酵させて発電)
④微細藻類培養によるマテリアル利用及び燃料製造事業
⑤有機系バイオマスの混合堆肥化事業
大分県佐伯市 約7.7万人 約9.0万ha ①木質バイオマス発電施設(蒸気タービン発電)による林地残材等の活用
②バイオガス製造施設(メタン発酵)による下水汚泥等のエネルギー利用(下水汚泥、食品残渣、焼酎かす等)

出典:農林水産省 バイオマス産業都市の選定
http://www.maff.go.jp/j/press/shokusan/bioi/pdf/141110-02.pdf

 

注1)
内閣府、総務省、文部科学省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省

 

参考資料:
• 農林水産省プレスリリース
http://www.maff.go.jp/j/press/shokusan/bioi/141110.html
• 農林水産省 バイオマス産業都市の選定
http://www.maff.go.jp/j/press/shokusan/bioi/pdf/141110-02.pdf
• バイオマス産業都市推進事業
http://www.maff.go.jp/j/press/shokusan/bioi/pdf/140530-07.pdf

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