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東日本大震災被災地で潮流発電実験開始

東日本大震災被災地で潮流発電実験開始

東京大学生産技術研究所と塩竈市は、2014年11月18日に宮城県塩竈市の寒風沢(さぶさわ)島の沿岸に潮力発電装置を設置した。この開発は、文部科学省の東北復興次世代エネルギー研究開発プロジェクトとして2012〜2016年度の予定で行われている。初年度の2012年度には東京大学千葉実験場の水槽における小型模型試験、および候補地における潮流観測、そして2013年度には陸上ベンチ試験装置による発電制御方法の開発を行い、準備を進めてきた。

今回の製作・設置は地元の東北ドック工業蠅行った。2015年2月から発電を開始し、地元の漁業協同組合施設に送電し、電力は地産地消される予定である。実際に電力会社に接続する潮力発電は国内初となる。

発電装置は、垂直軸の直径4mの回転翼からなり、水深6mの海中に固定される。このシステムが2式設置され、発電出力は5kWである。設置場所は津波で流出した浮き桟橋のあった地点に航路の妨害にならいように設置される。設置場所を図1に示す。(2014年12月)

 

図1 潮流発電設置場所
図1 潮流発電設置場所
出典:2014年度東北復興次世代エネルギー研究開発プロジェクト報告書から作成
http://net-tohoku.sakura.ne.jp/wp/wp-content/uploads/2013/05/NET_report_H24.pdf

 

参考資料:
• 塩竈市プレスリリース
http://www.city.shiogama.miyagi.jp/seisaku/shise/shicho/kaiken/2014/documents/p10.pdf
• 河北新報ニュース
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201411/20141113_13016.html
• 2014年度東北復興次世代エネルギー研究開発プロジェクト報告書から作成
http://net-tohoku.sakura.ne.jp/wp/wp-content/uploads/2013/05/NET_report_H24.pdf

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