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インドにおけるバイオマスコジェネレーションの推進

インドにおけるバイオマスコジェネレーションの推進

インドでは、エネルギー消費の削減をめざし、バイオマスを燃料として発電と熱利用を同時に行うバイオマスコジェネレーションの推進を行っている。インドの第11次5か年国家計画(2007〜2012年)でバガス(サトウキビの搾りかす)によるコジェネレーションの導入目標は1.2GWであったが、最終年度である2012年度に目標を1.4%超過して達成し、2013年における累積導入量は2.3GWとなった。バイオマスコジェネレーションは製糖産業での導入が盛んで、図1に示すインドの産業用エネルギー需要のうち18%を占める(バイオマスと廃棄物)のうち廃棄物としてバガスが含まれている。

これに続く第12次5か年計画(2012〜2017年)では、バガスによるコジェネレーションの導入目標は2.0GWであるが、図2に示すように、バガス以外のバイオマスによるコジェネレーションのポテンシャルも9GWもあるとされているが、現在は利用が進んでいない。

これに対して新・再生可能エネルギー省では、普及促進のために自家用バイオマスコジェネレーションに補助金による導入支援を行っている。また、表1に示すように州によっては、独自に固定価格買取制度や、電力会社に対する買取義務を定めている。このような制度を利用して、バガスに限らずバイオマスによるコジェネレーションの導入が加速することが期待される。(2014年11月号)

 

図1 インドにおける産業用エネルギー需要(2011年度)
図1 インドにおける産業用エネルギー需要(2011年度)
The IEA CHP and DHC Collaborative レポート
http://www.iea.org/publications/insights/insightpublications/iea_chp_indiascorecard.pdf

 

図2 累積自家用バイオマスコジェネレーション設備需要の推移(バガス燃料を除く)
図2 累積自家用バイオマスコジェネレーション設備需要の推移(バガス燃料を除く)
The IEA CHP and DHC Collaborative レポート
http://www.iea.org/publications/insights/insightpublications/iea_chp_indiascorecard.pdf

 

表1 州による導入支援策の例

買取価格(ルピー/kWh) 買取義務(%) 備考
Gjarat 4.40(バイオマス発電) 10 加速償却あり
4.55(コジェネレーション) 加速償却初めの10年
Maharashtra 4.98(バイオマス発電) 6  
4.79(コジェネレーション)

※1USドル=61.11ルピー
The IEA CHP and DHC Collaborative レポート
http://www.iea.org/publications/insights/insightpublications/iea_chp_indiascorecard.pdf

 

参考資料:
• インド 新・再生可能エネルギー省ホームページ
http://www.mnre.gov.in/
• The IEA CHP and DHC Collaborative レポート
http://www.iea.org/publications/insights/insightpublications/iea_chp_indiascorecard.pdf

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