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インドネシアの地熱発電に日本製タービン採用

インドネシアの地熱発電に日本製タービン採用

インドネシアは、地熱資源量は世界1位であるが、図1に示すように累積設備容量では世界3位である。インドネシア政府は、第2次クラッシュプログラム(2010年大統領令)では 2014までに累積約4,000MWの導入目標を立て地熱発電の導入を推進している。また、エネルギー資源省のビジョン25/25では2025年までに累積12,000MWの導入を目標としている。

地熱発電用の蒸気タービンでは、日本の東芝、三菱重工業、富士電機の3社で世界の70%以上のシェアを持っているが、東芝は2011年のパトハ地熱発電所の受注に続いて、2014年7月には、インドネシアのサルーラ地熱発電所用の60MW地熱発電用タービン・発電機を3組受注した。

このサルーラ地熱発電所は、伊藤忠商事、九州電力、メドコ・パワー・インドネシア社(インドネシアの総合エネルギー企業)、米国のオーマット・インターナショナル社(米国の地熱発電装置製造、建設、運営企業)の共同出資によるサルーラ・オペレーション社が開発事業者であり、韓国の現代建設がエンジニアリング・調達・建設を行う体制となっている。サルーラ地熱発電所は、2014年に180MWに着工した後、世界最大級の330MWの地熱発電所に拡張する予定とされており、日本企業の更なる参画が期待される。(2014年8月)

 

図1 2013年までの地熱発電累積設備容量
図1  2013年までの地熱発電累積設備容量
出典:BP Statistical Review of World Energy 2014
http://www.bp.com/en/global/corporate/about-bp/energy-economics/statistical-review-of-world-energy/review-by-energy-type/renewable-energy/geothermal-capacity.html

 

図2 日本企業が関係するインドネシアで建設中の地熱発電所
図2  日本企業が関係するインドネシアで建設中の地熱発電所
出典:東芝プレスリリース、住友商事プレスリリースから作成
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2014_07/pr_j1601.htm
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2011_12/pr_j1301.htm
http://www.sumitomocorp.co.jp/news/detail/id=27206

 

参考資料:
• 地熱発電の電力買取価格を2倍にし、導入を加速(インドネシア)(トピックス2012年8月)
http://www.asiabiomass.jp/topics/1208_04.html
• 東芝プレスリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2014_07/pr_j1601.htm
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2011_12/pr_j1301.htm
• 住友商事プレスリリース
http://www.sumitomocorp.co.jp/news/detail/id=27206
• Renewableenergyworldニュース
http://www.renewableenergyworld.com/rea/news/article/2012/07/indonesia-launches-crash-renewables-program-boosts-geothermal-fits
• BP Statistical Review of World Energy 2014
http://www.bp.com/en/global/corporate/about-bp/energy-economics/statistical-review-of-world-energy/review-by-energy-type/renewable-energy/geothermal-capacity.html

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