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オーストラリアのバイオエネルギーの状況

オーストラリアのバイオエネルギーの状況

オーストラリアの資源エネルギー経済局(Bureau of Resources and Energy Economics :BREE)が発表したエネルギー統計レポート2013 Australian Energy Statisticsによると、2011年度(オーストリアの会計年度は7月~6月)における再生エネルギーの総量は、全体の1.5%の265PJで、その内バイオエネルギーが最大で、水力発電、風力発電、太陽光が続いている(図1図2参照)。(注:図1の酸化ウランは全量輸出されている。)

農業資源経済科学局( Bureau of Agricultural and Resource Economics and Sciences :ABARES)のプロジェクトには、バイオエネルギーを2029年度に1次エネルギー供給量の2.2%の340PJとする目標が示されている。また、バイオエネルギーによる電力量を2007年度の2TWhから3TWhにする目標があり、2011年度の実績は図3に示すように2.34TWhとなっている。

Australian Energy Resource Assessment2010によると、さらにバイオエネルギーの導入を図るために、非食用部分である木質部からのバイオ燃料製造や発電が期待されている。また、オーストラリアにはプランテーションや森林からの廃棄材利用のポテンシャルがある。バイオエネルギー用の非食用植物は耕作不適地でも栽培できる利点があり、広い国土の有効利用に結び付けられる可能性がある。図4にオーストラリアの土地利用とバイオエネルギー関連設備を示す。(2014年2月)

 

図1 オーストラリアの1次エネルギー供給量(2011年度)
図1 オーストラリアの1次エネルギー供給量(2011年度)
出典:エネルギー統計レポート2013 Australian Energy Statistics
http://www.bree.gov.au/sites/default/files/files//publications/aes/2013-australian-energy-statistics.pdf
より作成

 

図2 オーストラリアの1次エネルギー供給量に占める再生可能エネルギー(2011年度)
図2 オーストラリアの1次エネルギー供給量に占める再生可能エネルギー(2011年度)
出典:エネルギー統計レポート2013 Australian Energy Statistics
http://www.bree.gov.au/sites/default/files/files//publications/aes/2013-australian-energy-statistics.pdf
より作成

 

図3 オーストラリアの再生可能エネルギーによる発電電力量 2011年度
図3 オーストラリアの再生可能エネルギーによる発電電力量 2011年度
出典:エネルギー統計レポート2013 Australian Energy Statistics
http://www.bree.gov.au/sites/default/files/files//publications/aes/2013-australian-energy-statistics.pdf
より作成

 

図4 オーストラリアの土地利用とバイオエネルギー関連設備
図4 オーストラリアの土地利用とバイオエネルギー関連設備
出典:Australian Energy Resource Assessment2010

 

参考文献:
• オーストラリア環境省ホームページ
http://www.climatechange.gov.au/reducing-carbon/renewable-energy/renewable-energy-target

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