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日本における木質ペレットの利用

日本における木質ペレットの利用

日本国内の木質ペレット生産は、2005年に21,500トン程度だったのが、2011年には78,000トンと着実に伸びてきている(図1)。更に海外からも相当量輸入しており、2012年度には76,000トン近くを輸入している(表1)。

これらのペレットは8割以上がボイラー向けとして発電や熱利用に使われていると言われている。図2に2011年の都道府県別生産量を示すが、最も多い沖縄県では、年間2万トンのペレット生産能力を持つ株式会社バイオマス再資源化センターが製造したペレットは、沖縄電力株式会社にて、石炭との混焼で発電に用いられている。

一方、暖房用のペレットストーブは、全国で12,000台程度導入されていると言われている。更なる普及を推進するため、ペレットストーブ購入時に自治体による補助金の交付や、ポイントにより希望する商品等と交換できる、林野庁の木材利用ポイント事業が行われており、環境省では安全に使用するためのガイドラインを制定している。

 

図1 木質ペレット生産量の推移
図1 木質ペレット生産量の推移
出典:特用林産物生産統計調査及び平成23年度森林・林業白書より作成
http://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/tokuyou_rinsan/
http://www.rinya.maff.go.jp/j/kikaku/hakusyo/23hakusyo/pdf/honbun5-3.pdf

 

表1 2012年度 日本の木質ペレット輸入量と相手国

相手国 日本が輸入している量(トン)
中華人民共和国 410
ベトナム 3,592
タイ 260
マレーシア 917
インドネシア 184
デンマーク 94
オランダ 16
ドイツ 65
フィンランド 18
オーストリア 24
カナダ 69,832
アメリカ合衆国 259
ニュージーランド 280
合計 75,951

財務省貿易統計より作成

図2 都道府県別 木質ペレット生産量(2011年)
図2 都道府県別 木質ペレット生産量(2011年)
出典:特用林産物生産統計調査より作成
http://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/tokuyou_rinsan/

 

参考:
• 平成19年度 木質ペレット利用推進対策報告書
http://www.howtec.or.jp/pellet/unit1/pdf/19.pdf
• 株式会社バイオマス再資源化センター
http://www.oki-brc.com/
• 沖縄電力 環境行動レポート2010
http://www.okiden.co.jp/environment/report2010/sec7/sec75.html
• 平成24年度「北の国・森林づくり技術交流発表会」資料
http://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/kikaku/pdf/24happyou_s_24.pdf
• 平成25年度 自治体助成制度一覧表 (サンポット(株)ホームページ)
http://www.sunpot.co.jp/products/subsidy/pellet.html
• 木材利用ポイント
http://mokuzai-points.jp/index.html
• 木質バイオマスストーブ環境ガイドブック
http://www.env.go.jp/air/info/biomass-stove.pdf

• 地球温暖化対策と大気汚染防止に資するコベネフィット技術等の評価検討業務報告書(木質バイオマスストーブ環境ガイドライン)
http://www.env.go.jp/air/co-benefits/conf_tech/h23_report.pdf

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