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東南アジアで進むバイオマス実験プラント操業

東南アジアで進むバイオマス実験プラント操業

東南アジアにおいて、最大の産業が農業という国が多い。これらの国々では、農作物の生産廃棄物である稲藁、籾殻、サトウキビの搾りかす、パーム油残渣などが毎年多量に排出されている。しかも再利用されることなく放置されていて、深刻な環境問題を引き起こしているケースが多い。一方、急激な経済発展に伴いエネルギー需要が増加し、エネルギー不足が問題になってきている。

特に農村地帯では、系統電力網のない無電化地域も多く、安定的なエネルギー供給によって、電化率を100%にしようというのが各国共通のエネルギー政策である。これらの課題に対し、日本政府は、東南アジア各国の政府と協力し、「バイオマスをエネルギーに変換する技術」の実証プロジェクトを現地で実施している。

現在、バイオマス実験プラントの実証試験が、タイ、ミャンマー、ベトナムで進められている。この技術の有効性を示すことで、東南アジア各国のエネルギー・環境問題が解決できるだけでは無く、日本の技術の国際展開や普及拡大を図ることができる。


表 東南アジアで進めているバイオマス実証プロジェクト

実施機関 相手国 プロジェクト
独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構:NEDO タイ 日本で技術開発された高温発酵酵母を用い、タピオカ残渣(キャッサバパルプ)から年産80kℓのバイオエタノール製造能力を有するパイロットプラントの製造技術の有効性を実証。
NEDO ミャンマー 籾殻を利用したバイオマスガス化発電
独立行政法人国際協力機構:JICA ベトナム 2013年1月に、稲藁・籾殻の農業廃棄物からエネルギー(電気、ガス)を生産するプラントが運転開始。

出典:http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100165.html
http://www.nedo.go.jp/content/100513860.pdf
http://english.thesaigontimes.vn/Home/business/environment/27462/

 

図 東南アジアで進めているバイオマス実証プロジェクト
図 東南アジアで進めているバイオマス実証プロジェクト

 

参考:
• NEDO プレスリリース
http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100165.html
http://www.nedo.go.jp/content/100513860.pdf
http://english.thesaigontimes.vn/Home/business/environment/27462/

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