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フィリピンにおける再生エネルギー普及策

フィリピンにおける再生エネルギー普及策

フィリピンでは、エネルギー省が2008年に「エネルギー計画(Philippine Energy Plan 2008-2030)」を策定し、エネルギーは経済成長、国際競争力推進、貧困削減および環境保全に不可欠なものと位置づけ、さまざまな政策が行われている。

世界第2位の地熱発電国であるフィリピンは、地熱の他にバイオマス発電、水力発電の再生可能エネルギーが、1次エネルギーのおよそ40%を占めている。今後の経済成長に伴い、再生可能エネルギーの導入拡大を目指すため、再生可能エネルギー計画(The National Renewable Energy Plan)においてロードマップ(2010-2030)が作られた。これによると、2030年までに15,236MWを導入することを目標としている。

再生可能エネルギーの固定価格買取制度は、2008年から導入されており、2012年7月に価格が見直された。固定価格買取価格を決定するエネルギー統制委員会(Energy Regulatory Commission)は、申請された価格を引き下げた。これは建設コストが低下した結果を反映したためである。

 

図 1次エネルギーの内訳(2011年)
図 1次エネルギーの内訳(2011年)
PSE-CFA RE Seminar Oppourtunities in the RE Sector August 29, 2012より作成
CMEはココナッツを原料とするバイオディーゼル

 

図 再生可能エネルギー導入ロードマップ
図 再生可能エネルギー導入ロードマップ
PSE-CFA RE Seminar Oppourtnities in the RE Sector August 29, 2012より作成


表 ロードマップにおける導入目標

  ポテンシャル(MW) 目標値(MW) 達成目標年
風力 76,600 2,345 2022
水力 10,000 5,398 2023
海洋 170,000 75 2025
太陽光 5kWh/m2/day 284 2030
地熱 4,000 1,495 2030

PSE-CFA RE Seminar Oppourtnities in the RE Sector August 29, 2012より作成


表 再生可能エネルギー固定買取価格(2012年7月)

  申請価格(ペソ/kWh) 承認価格(ペソ/kWh)
風力 10.37 8.53
水力 6.15 5.9
海洋 17.65 回答保留
太陽光 17.95 9.68
バイオマス 7.00 6.63

1ペソ≒2.1円

Baker & McKenzieホームページ
http://bakerxchange.com/rv/ff0009710f2127f01f517d7f274db86aa3547037

 

参考資料:
• フィリピン エネルギー省ホームページ
http://www.doe.gov.ph/PEP/consultation.htm
http://www.doe.gov.ph/EP/Devp.htm
• 世界銀行Country Paper:Philippines
http://www.adbi.org/files/2009.09.16.cpp.day2.sess4.8.country.ppr.philippines.pdf
講演会資料:
• M.P.Cerezo フィリピン エネルギー省
PSE-CFA RE Seminar Opportunities in the RE Sector August 29, 2012

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