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日本企業 東南アジアへバイオマス事業に進出

日本企業 東南アジアへバイオマス事業に進出

日本国内の環境関連設備や石油燃料需要が低迷する中、日本の設備メーカー、石油会社は、東南アジアに活路を見出そうとしている。東南アジアは、豊富なバイオマスが賦存し、このバイオマスからの燃料製造技術やバイオマスの処理技術に、日本の技術が適用できる。

出光興産蠅蓮2012年12月に「カンボジア政府とバイオエタノール燃料の開発で協力する覚書を結んだ」と発表した。芋の一種で良質のでんぷんを含む「キャッサバ」をカンボジア国内で栽培し、カンボジアを含むメコン川地域で、バイオエタノールを製造する。2020年初めに、年産20万キロリットルの体制を構築し、同地域のバイオエタノールの販売シェア5%を目指す。更に、同社は、ベトナムの国営石油会社ペトロベトナムの製油所内に、ジャトロファからのバイオディーゼル燃料の製造設備を建設する計画である。2020年以降、年間10万キロリットルのバイオディーゼル燃料の製造・販売を目指す。

農業機械メーカーの(株)クボタは、2012年11月、「マレーシア国サラワク州において、パーム油製造で発生する廃液処理設備とバイオガス回収設備を一括受注した」と発表した。今回の事業は、パーム油製造会社であるBBC Biogas Sdn.Bhdとの契約となった。2013年夏から稼働し、1日で最大936トンの廃液を処理する。設備費は1,300万リンギット(3.6億円)である。パーム油の製造工場から排出される廃液は、メタンガスの大気放散や水質汚染が大きな課題となっていて、パーム油製造会社は早急な環境対策が求められている。

 

図 東南アジアへの日本企業の進出
図 東南アジアへの日本企業の進出

 

参考:
 出光興産螢廛譽好螢蝓璽
(http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1023761)
(http://www.idemitsu.co.jp/company/news/2012/121210.html)
(http://www.idemitsu.co.jp/nenryo/bio/narrow.html)
(http://www.idemitsu.co.jp/company/news/2011/111107.html)
 化学工業日報
(http://www.kagakukogyonippo.com/headline/2012/11/20-9092.html)
 螢ボタ プレスリリース
(http://www.kubota.co.jp/new/2012/makumetan121114.html)
(http://biz.thestar.com.my/news/story.asp?file=/2012/11/3/business/12266441&sec=business)

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