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太陽光発電協会、2030年を目指したJPEAビジョンを改訂

太陽光発電協会、2030年を目指したJPEAビジョンを改訂

太陽光発電協会(JPEA:Japan Photovoltaic Energy Association)が策定したJPEAビジョン「JPEA PV OUTLOOK 2030」(2010年版)が、東日本大震災とそれに続く原発事故並びに、2012年7月に開始された再生可能エネルギー固定買取制度の影響を反映して2012年8月に改訂された。

今回の改訂内容では、これまで日本の太陽光発電市場を牽引してきた住宅部門について、今後も持続的に太陽光発電の更なる導入を図るため、新たな普及策が示された。

  •  太陽電池とHEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)が一体となった「スマートハウス」への展開
  • 固定価格買取制度による「屋根貸しビジネス」への適用
  • 太陽光発電による電力を貯蔵する、家庭での固定式の蓄電池や電気自動車への蓄電池の設置

一方、非住宅部門では、固定価格買取制度により20年間にわたり同額での買取が保証されることから、銀行・投資ファンドやメンテナンス会社・保険会社まで今まで以上の幅広い産業を巻き込む太陽光発電ビジネスの拡大が期待されている。そして特に2020年以降は、住宅部門が飽和するため非住宅部門への太陽光発電の導入が一層必要になるとしている。

JPEAは、2030年には、太陽光発電の国内導入目標値を100GW(累積値)とし、これと世界市場への展開により、10兆円産業をめざすシナリオを作成している。100GWは2011年度までの日本の4.9GW(累積値)の約20倍であり、現状の世界合計の70GWを上回る値である。更に、JPEAは、「2030年には、日本の総発電電力量の約10%を太陽光発電で賄う」というチャレンジングな目標も明確に示している。

 

図 太陽光発電システム導入実績
図  太陽光発電システム導入実績
出典:JPEAホームページより作成
http://www.jpea.gr.jp/pdf/qlg2010.pdf

 

図 国内導入量見通し
図  国内導入量見通し
出典 太陽光発電協会 2012年8月 JPEA PV OUTLOOK 2030より作成
(http://www.jpea.gr.jp/pdf/t120925.pdf)

 

参考資料:
• JPEAホームページ
http://www.jpea.gr.jp/index.html
• Renewables 2012 Global Status Report
http://www.ren21.net

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