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中国の太陽熱温水器産業は世界一

中国の太陽熱温水器産業は世界一

太陽エネルギーを直接、熱として使用する太陽熱利用システム(温水器)の導入が、中国、欧州等で進んでいる。太陽熱温水器を用いて、太陽熱により温水を作り、家の給湯に用いる。特に中国では、2010年末の設置容量(累計)が世界の約70%を占め、2位のトルコに10倍以上の差をつけている。

中国で太陽熱利用の進んだ理由として、

  • 政府が環境対策の一環として積極的利用を促進
  • 中国の経済が発展し、生活水準が向上
  • 中国独自技術が進歩し、品質の良い製品が市場に供給

が挙げられる。特に、中国の太陽熱温水器産業は1970年代後半に始まり、材料の加工から温水器製品の製造、販売、サービスに至る総合的な産業チェーンが形成されている。

中国国内で数1,000社とも言われる太陽熱利用システムメーカーで、25社が「金太陽(Golden Sun)」の製品認証を受けている。ほとんどの製品は中国国内に設置されているが、アフリカや中南米の新興国向けに輸出されたり、欧州向けにも輸出され始めている。日本にも一部輸入品が入ってきている。


表 太陽熱利用システム設備容量(単位MW)

  2006 2007 2008 2009 2010
中国 65,100 79,898 87,500 101,500 117,600
トルコ 6,615 7,105 7,446 8,425 9,323
ドイツ 5,638 6,579 7,246 8,377 9,182
日本 5,051 4,875 4,421 4,335 4,050
その他 19,898 22,251 25,699 29,272 33,338
102,302 120,708 132,312 151,908 173,492

出典:Solar_Heat_Worldwide-2007〜2012
http://www.iea-shc.org/

 

図 太陽熱利用システム設備容量2010年(累積)
図 太陽熱利用システム設備容量2010年(累積)
出典:Solar_Heat_Worldwide-2012
http://www.iea-shc.org/

 

図 太陽熱利用システム国別設備容量の推移
図 太陽熱利用システム国別設備容量の推移

 

参考資料:
出典:Renewables 2012 Global Status Report
(http://www.ren21.net/)
環境エネルギー政策研究所(ISEP)
自然エネルギー世界白書2010
自然エネルギー世界白書2011

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