HOME  >   トピックスアーカイブ  >  日本企業のアジアにおけるバイオマス発電

日本企業のアジアにおけるバイオマス発電

日本企業のアジアにおけるバイオマス発電

アジア各国の経済発展、都市の成長は著しく、それに伴うインフラ整備の需要は大きく、2020年までに約8兆ドルのインフラ整備ニーズが見込まれている。一方、日本では少子高齢化で国内市場が縮小する中、今後、日本が成長するためには、このアジアの成長を取り込んだアジアでのビジネス展開が求められる。日本政府は、日本企業のアジアへの進出を積極的に支援している。

アジア新興国では人口増に伴い、特に電力不足が深刻な問題となっており、電力供給のインフラ整備が強く求められている。この問題を解決する最も有力な方法の一つに、バイオマス発電がある。アジアには農業系廃棄物、森林資源、都市から発生する生ごみの豊富なバイオマス資源があるが、ほとんど利用されていない。これら資源を、エネルギーとして発電することで、電力不足が解消されると同時に、資源循環型社会も形成される。

日本の技術を用いたバイオマス発電事業が、アジア各国で展開されている。日本企業のアジア各国における、バイオマス発電事業をまとめた。


表  日本企業のアジアでのバイオマス発電事業

No. 企業 バイオマス発電の内容
1 三井造船(株) 中国・重慶市で、食品残渣から発生するバイオガスを使った発電事業。2012年9月に合弁会社を設立。
2 JFEエンジニアリング(株) 中国・瀋陽市で、レストランごみを利用するバイオガス発電。2013年度に稼動予定。
3 ミャンマーで都市ごみによる廃棄物発電の事業性の評価を実施。
4 日立造船(株) ベトナム、インドで都市ごみによる廃棄物発電を検討
5 (株)EJビジネス・パートナーズ フィリピン・ブトゥアン市周辺の植林と木質バイオマス発電(10MW)。投資額は38億円で2017年の運転開始を目指す。
6 フィリピン・イサベラ州で、都市ごみからのバイオガス発電(2.4MW)
7 カンボジアで、籾殻を燃料とする発電の事業化調査

 

図 日本企業のアジア各国でのバイオマス発電事業
図  日本企業のアジア各国でのバイオマス発電事業

 

参考:
• 通商白書2010
(http://www.meti.go.jp/report/tsuhaku2010/2010honbun_p/2010_02-4-3.pdf)
• 国土交通省プレスリリース
(http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo07_hh_000198.html)
• (株)EJビジネス・パートナーズ プレスリリース
(http://www.ejbp.ej-hds.co.jp/topics/#1338364976-575229)
• JICAプレスリリース
(http://www.jica.go.jp/press/2012/20120629_02.html)
• JFEエンジニアリング(株) プレスリリース
(http://www.jfe-eng.co.jp/news/2012/20120823.html)
• http://ameblo.jp/kaigaicom/entry-11331901409.html

その他のトピックス