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火力発電所排出CO2を利用する藻類バイオ燃料製造(オーストラリア)

火力発電所排出CO2を利用する藻類バイオ燃料製造(オーストラリア)

オーストラリア政府はCO2排出削減に向けて、1,500万豪ドル(12.4億円)を投じて「第2世代バイオ燃料開発プログラム:Gen2 Grant Program; Second Generation Biofuels research and development Program」を進めている。特に藻類バイオ燃料開発は、パーム油や大豆のような食糧と競合せず、真の第2世代のバイオ燃料である。

藻類バイオ燃料製造を開発しているオーストラリアのMBD Energy 社は、「CO2 to Energy 」プロジェクトに取り組んでいる。Tarong Energy、Loy Yang A、Eraring Energy の国内3ヶ所の石炭火力発電所で排出されるCO2を藻の育成に使い、成長した藻から、油や飼料を製造する。2011年には、MBD Energy社は米国のOrigin Oil社に、藻類を濃縮し油を抽出する大規模システム装置(1,100リットル/分の処理能力)を発注した。この装置はTarong発電所に設置される。

MBD Energy社の藻類バイオ燃料製造技術は、タイのRatchaburi石炭火力発電所にも適用される。タイのLoxley Plc(ロクスレイ社)は、6,000万バーツ(1.5億円)を投資し、藻からのバイオディーゼル燃料製造プラントを建設する(2012年6月発表)。

 

図 石炭火力発電所からのCO2を利用した藻類燃料製造
図  石炭火力発電所からのCO2を利用した藻類燃料製造
(写真の出典:「Capture Technologies Algae」 MBD Energy社
http://webcast.viostream.com/Download.axd?viocast=2541&auth=5ebd7faf-1e2a-4b23-86ea-8882d109b5c4&type=DeckPDF&deck=698)

 

図 オーストラリアの「CO2 to Energy」プロジェクト
図  オーストラリアの「CO2 to Energy」プロジェクト

 

図 タイのRatchaburi 石炭火力発電所
図  タイのRatchaburi 石炭火力発電所

 

参考:
• http://www.austrade.gov.au/Local-Sites/Japan/Invest-in-Australia/Biofuel
• Origin Oil プレスリリース
(http://www.oilgae.com/blog/2011/05/originoil-receives-order-for-large-scale-algae-extraction-system-from-mbd-energy.html)
• http://www.futureenergyevents.com/algae/

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