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インドのジャトロファからバイオ燃料の取組

インドのジャトロファからバイオ燃料の取組

荒地でも良く育ち、食料と競合しないジャトロファからのバイオ燃料が注目されている。インドは荒地が多いこともあり、ジャトロファを植林し燃料として利用することに最も早く取り組んだ。地方の農民にとっては、ジャトロファからの油の利用でディーゼル燃料の購入が不要となり、貧困対策としての役目があり、更には荒地を農園に変える利点もある。

ジャトロファの栽培は、年間降雨量が200〜1,500 mmとかなり少ない地域でも育ち、多くの肥料も必要とせず、標高500〜1,000m の土地でも生息できるが、良く育つには20℃以上の気温が必要である。ジャトロファ種子からは重量比で約30%の油が搾油でき、未精製の粗油でもディーゼルエンジンの燃料として利用できる。

インドでジャトロファからのバイオ燃料利用を進めている団体のCJP (Centre for Jatropha Promotion Advanced Biofuel centre)は、国内で200地区のジャトロファ栽培地を特定した。これら地域は、インドのほぼ全州にあり

  • 荒地の程度
  • 農民の貧困率が高い
  • 貧困線(poverty line )以下
  • ジャトロファに適した気候条件

によって決められた。それぞれの地域では、15,000 haの区域(block)でジャトロファを栽培し、この地区の農民によって運営される。今後3年間で300万haの荒地をジャトロファ農園に変えることができる。

 

図 ジャトロファ栽培に特定された200地域の州
図  ジャトロファ栽培に特定された200地域の州
出典 CJP (Centre for Jatropha Promotion Advanced Biofuel centre)
ホームページ (http://www.jatrophabiodiesel.org/)

 

参考:
CJP (Centre for Jatropha Promotion Advanced Biofuel centre)
ホームページ (http://www.jatrophabiodiesel.org/) 他

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