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シンガポールで世界最大規模のバイオマス利用発電プラントを建設中

シンガポールで世界最大規模のバイオマス利用発電プラントを建設中

63の島からなるシンガポールは、人口508万人、国土面積710km2(日本の東京23区とほぼ同じ)で、クリーンでグリーンな「庭園都市」の名声を得ている。経済成長は堅実で、2010年は14.5%、2011年は5〜6%と見込まれている。しかし高い経済成長に伴って生じる大量生産・消費・廃棄の環境問題が重要な課題となっている。

政府は2002年に、持続可能な社会の実現に向けて「シンガポール・グリーンプラン2012 (Singapore Green Plan 2012)」を打ち出した。これは、2012年を見据えて、環境に関して国が進むべき方向を定めたもので、廃棄物のリサイクル率を44%から60%まで上げること等が掲げられている。

このプランに加えて、政府は地球温暖化対策にも取り組んでいる。CO2排出削減対策のひとつとして、再生可能エネルギーの利用があり、熱帯気候のシンガポールでは、太陽光エネルギー利用が最も期待されている。この他にも、木質バイオマスの利用を進めており、現在、バイオマス(20%)・石炭(80%)混焼コージェネレーション(電気・蒸気併給)プラントが建設中(第1期工事)である。バイオマスはパーム油を絞った後に残るパームカーネルシェルを用い、発電出力は101MWで2012年末に完成する。

これに引き続き、第2期目のバイオマス・石炭混焼コージェネレーションプラントの建設が決定され2014年に完成する。第1期と第2期工事を合わせると発電出力は132.5MWとなり、これはバイオマス利用の世界最大規模の電気・蒸気併給プラントとなる。これらのプラントはいずれも日本の丸紅蠅受注に成功した。

 

図  パーム果実と種子
図  パーム果実と種子

 

・外務省ホームページ (http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/singapore/data.html)
・Singapore Green Plan 2012 (http://app.mewr.gov.sg/data/ImgCont/1342/sgp2012.pdf)
・丸紅螢廛譽好螢蝓璽
http://www.marubeni.co.jp/news/2011/110926.htmlhttp://www.marubeni.co.jp/news/2010/100209.html
http://www.lowcarbonsg.com/2011/08/16/tuas-power-to-proceed-with-phase-2-of-expansion-plan-news/#more-826

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