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タイにおけるバイオマス発電

タイにおけるバイオマス発電

農業を主とするタイ国において、バイオマスは重要なエネルギー資源であり、その発生量は年間で約 65 x 1015 Jと推定され、これはタイ国の一次エネルギー需要の20-30%に相当する。バイオマス資源は、サトウキビの搾りかす、もみ殻、パーム油残渣(空果房)、天然ゴム木の廃材がある。

タイのサトウキビ生産量は6,497万トン(2004年)で世界4位、米生産量は3,047万トン(2008年)で世界7位、パーム油は130万トン(2009年)で世界3位、天然ゴム生産量は314万トン(2006年)で世界一である。特に、天然ゴムの生産は全世界の生産量968万トンの1/3を占めている。

発電設備の増強に、タイの豊富なバイオマス資源が活用されている。バイオマスを原料とする発電事業を表にまとめた。


表 タイのバイオマス発電

バイオマス(原料) 場所 発電規模
もみ殻 ロイエット県
  • 10MWの発電設備容量
  • もみ殻消費量:8.3万トン/年
  • 2003年から運用開始
もみ殻 ピチット県
  • 20MWの発電設備容量
  • もみ殻消費量:15万トン/年
  • 2005年から運用開始
天然ゴムの廃材 ヤラー県
  • 20MWの発電設備容量
  • 2006年から運転開始
パーム油残渣(空果房) スラタニ県
  • 10.4MWの発電設備容量
  • パーム油残渣消費量:33.3 トン/時間
  • 2007年から運用開始
さとうきびの搾りかす カラシン県
  • 28MWの発電設備容量
  • さとうきび消費量:63万トン/年
  • 2011年末から運転開始

 

図 タイにおけるバイオマス発電場所
図 タイにおけるバイオマス発電場所

 

参考:
http://www.tocom.or.jp/jp/profile/doc/2008text-rubber_000.pdf
http://www.soec.nagoya-u.ac.jp/erc/event/sympo/sympo20/tikyuu/05_Ji1_Katou_J.pdf

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