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インドネシアのバイオマスによる排水処理

写真 マンゴスチン
写真 マンゴスチン

インドネシアでは、多くの種類の果実が作られている。主なものはバナナ、マンゴー、柑橘類、ドリアン、パパイヤ、サラック(スネークフルーツ)、マンゴスチンなどである。ドリアンを果物の王様と呼ぶのに対し、マンゴスチンは柔らかい果肉、繊細な甘みのため女王と呼ばれる。全世界のマンゴスチンの生産量は15万トンであるが、インドネシアではマンゴスチンが、年間7万トン生産され世界一の生産量を誇っている。

インドネシアでは、排水処理設備のような公衆衛生インフラを整備する計画が打ち出されている。特に、家内工業や小規模工業に適用できる、安価でかつ効率的な排水処理方法が求められている。経済的な理由から、インドネシアで大量に発生するバイオマス資源を水処理の吸着剤として利用する研究が行なわれている。特にマンゴスチンの殻は重金属の吸着能が高いことが明らかにされている。

このマンゴリアンの殻を排水処理の浄化剤として使用する研究が10年前から進められている。
実験では、鉛、カドニウム、亜鉛、コバルトの重金属に対して吸着能が高く、安価で効果的な排水処理技術として期待されている。

 

参考:
http://www.maff.go.jp/primaff/koho/seika/project/pdf/nikokukan8-2.pdf
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20627410
「用水と排水」 Vol.51, No7, 2009, p594

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