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小規模分散型オンサイト型を目指すバイオマスタウン八千代町

図 八千代町の位置(出典:八千代町ホームページ)
図 八千代町の位置
(出典:八千代町ホームページ)

バイオマスタウンは、農林水産省が推進する、「バイオマスの発生から利用まで最適なプロセスで結ぶ総合的な利活用システムが構築された地域、またはこれから行われることが見込まれる地域」のことをいう。1府6省(内閣府、総務省、文部科学省、農林水産省[事務局]、経済産業省、国土交通省、環境省)で構成されるバイオマス・ニッポン総合戦略推進会議が、市長村等の作成した「バイオマスタウン構想」を基準に合っているかどうか検討し、合致していれば「バイオマスタウン」として公表する。

2011年2月の時点で、日本の「バイオマスタウン」は286地区に上っている。バイオマスタウンとして公表されると、市または民間事業者のバイオマス利活用事業者は、国から支援を受けることができる。地域には、その土地に特有のバイオマス資源があり、その地域に合った利活用が採用されている。

現在286地区が「バイオマスタウン」として公表されているが、この中で茨城県八千代町は、柔軟な発想で新技術を取り入れている。八千代町は、人口が14,500人の、農業を基幹産業とする町で、特に白菜の生産量は日本一である。家畜の排泄物、生ごみおよび籾殻を、農業用の自然堆肥として加工し、有機農業に再利用する取り組みを2011年から始めている。この町での取り組みは、「小規模分散型オンサイト変換・利用」と呼ばれ、町内数箇所に小型の堆肥製造機を設置し、この地域で発生したバイオマスを、この地域で肥料として加工し消費する。

集合的な大規模施設で加工するバイオマスモデルと違い、この分散方式だとバイオマスや加工品の輸送費を大幅に減らすことができる。八千代町は、この方式を「八千代モデル」として構築し、全国に発信し町の知名度を上げ、農業の活性化に繋げていく考えである。

 

農林水産省バイオマス・ニッポン(http://www.maff.go.jp/j/biomass/index.html)
バイオマス情報ヘッドクォータ(バイオマスタウン構想)(http://www.biomass-hq.jp/)
バイオマス・ニッポン パンフレット[PDF 1.3MB]  (社団法人日本有機資源協会)
http://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/bio/101130.html

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