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韓国のバイオマスエネルギー事情

韓国のバイオマスエネルギー事情

2008年韓国の一次エネルギー供給は、240.75百万トン(石油換算)で、この内輸入が232.20百万トン(石油換算)あり、エネルギーの96.4%が輸入である。エネルギー輸入は、石炭が27.1%、石油が41.6%、LNGが14.3%、原子力が13.5%で、特に石油の海外依存度が高く、しかも石油の中東依存度は82%と高い。

国内生産エネルギー資源は、8.55百万トン(石油換算)で全体の3.6%である。再生可能エネルギーは5.20百万トン(石油換算)で、エネルギー資源はほとんど廃棄物である。水力エネルギーと廃棄物エネルギーの合計は、6.40百万トンで、この二つの総エネルギーに占める割合は、わずか2.7%である。韓国政府は、水力を除く再生可能エネルギーの割合を2011年までに5%に、2030年までに11%まで高める上げる目標を設定している。11%の内訳は、廃棄物(3.7%)、バイオマス(3.4%)、風力(1.4%)、その他(2.5%)である。

現在、韓国でのバイオ燃料は、バイオディーゼルが使用されている。バイオディーゼルの原料は、大豆油が80%で、残りの20%は輸入パーム油と国内の廃食油である。国内には20社程のバイオディーゼル生産会社があり、生産能力は66万7,000kℓある。バイオディーゼルの消費量は年々増加しており、2007年は9万kℓであったが、2008年は18万kℓと倍増した。更に2009年度は1.5倍の27万kℓの消費(推定値)であった。軽油への混合比率は現在1%であるが、2012年には3%になる予定で、バイオディーゼルの消費量は今後増加すると予想される。


表 韓国の一次エネルギー供給(2008年)

  エネルギー源 石油換算(百万トン)
輸入 石炭 65.18 232.20
石油 100.15
原子力 32.50
LNG 34.37
国内生産 石炭 1.91 8.55
天然ガス 0.24
水力 1.20
再生可能エネルギー 5.20
合計 240.75 240.75

 

表 韓国のバイオディーゼル消費量

2005 2006 2007 2008 2009
バイオディーゼル
消費量(kℓ)
15,500 45,800 90,000 180,000 270,000

 

図 韓国の一次エネルギー供給(2008年)
図 韓国の一次エネルギー供給(2008年)

 

図 韓国のバイオディーゼル消費量
図 韓国のバイオディーゼル消費量

 

参考:
韓国経済・産業データハンドブック09年度版((株)アジア産業研究所発行)、USDA Foreign Agriculture Service Gain Report “ Korea, Republic of Bio-Fuels, Bio-Fuels Production Report 2008” 他

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