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インドネシアはパーム油生産国世界一

インドネシアはパーム油生産国世界一

インドネシアは産油国であり、全世界生産量の1.2%を生産している。しかし、原油の輸出は減少傾向にあり、2004年からは純輸入国に転じた。2006年の石油の消費量は年間6,000万kℓで、この内50%が輸送用燃料である。更に、インドネシアは世界最大のパーム油生産国で、全世界の44.5%を生産している。2008年は、700万ヘクタールの作付面積から2,025万トンのパーム油を生産し、この内80%を輸出した。パーム油は、インドネシアの重要な輸出作物である。

国内では、パーム油からバイオディーゼルを生産している。製造工場は22あり、生産量は2006年は1,000トン、2007年には36万トンと大きく増加した。政府は、2010年4月に、バイオ燃料(軽油に2.5%のバイオディーゼルを混合)への補助金は、1ℓあたり2,000ルピア(20円)とすることを決めた。バイオ燃料77万7,075 kℓが補助金対象となる。

政府は、石油の輸入を削減するため、バイオ燃料を中心とした再生可能エネルギーの開発・生産に力を注いでいる。特にパーム油からのバイオディーゼルは、世界最大のパーム油生産国の強みを活かして、国の重要な産業として育てている。

2006年に国家バイオ燃料計画(National Plan on Biofuel)が発表され、2025年までにバイオディーゼルは軽油に20%混合し生産量を1,022万kℓに、バイオエタノールはプレミアムガソリンに15%混合し628万kℓ生産する計画である。


表 インドネシアのバイオ燃料計画

2010年 2015年 2025年 原料
バイオ燃料
バイオ
ディーゼル
計画 軽油に10%混合使用 軽油に15%混合使用 軽油に20%混合使用 パーム油、ジャトロファ、ココナッツオイル
需要量 241万kℓ 452万kℓ 1,022万kℓ
バイオ
エタノール
計画 プレミアムガソリンに5%混合使用 プレミアムガソリンに10%混合使用 プレミアムガソリンに15%混合使用 キャッサバとサトウキビからの糖蜜、スイートソルガム、サゴ、とうもろこし
需要量 148万kℓ 278万kℓ 628万kℓ


図 インドネシアのバイオ燃料計画
図 インドネシアのバイオ燃料計画

参考:
インドネシアハンドブック2008年度版(ジャカルタジャパンクラブ)、The Report Indonesia 2009、The Jakarta Post、社団法人 日本植物油協会ホームページ他

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