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インドネシア政府はバイオ燃料普及に補助金を倍増する見込み

インドネシア政府はバイオ燃料普及に補助金を倍増する見込み

インドネシア政府は、2010年1月3日に自動車用燃料に1%以上のバイオ燃料を配合させる事を発表した。それに伴いバイオ燃料への補助金を1リットル当たり1,000ルピア(10円)から2,000ルピア(20円)に倍増すると予想されている。

2009年にインドネシアで生産されたバイオ燃料は僅か10万4,100 kLだった。これは2008年の256万kLから96%も減少している。そのため、昨年はバイオディーゼル燃料製造会社11社の内6社が操業を停止し、残りの5社の稼働率は5%以下である。

パーム油からのバイオディーゼル油生産が激減した理由は、

  1. パーム油の世界需要が増大し、沈静化していたパーム油価格が2008年暮(512US$/ton)と比較して、2009年には50%も上昇した。
  2. 2009年前半の南米の干ばつにより大豆の供給がタイトになった 事が原因で、パーム油が食用等に振り向けられた結果である。インドネシア政府は、2009年半ばに補助金(1リットル当たり1,000ルピア)支給を決定したが効果がなかったので、今年は2,000ルピアに上げるものと見られる。

また、自動車燃料の1%のバイオ燃料使用だけでなく、産業用燃料は2.5%のバイオ燃料を含む事を義務付け、国営火力発電所は0.25%のバイオ燃料を使用する義務が負わされた。


図 パーム油の市場価格の推移(World bankのHPより作成)
図 パーム油の市場価格の推移
(World bankのHPより作成)


出典
JakartaGlobe 2010.01.03
http://thejakartaglobe.com/business/local-biofuel-output-dives-in-2009-as-cpo-price-rises/350599
http://siteresources.worldbank.org/INTDAILYPROSPECTS/Resources/Pnk_0110.xls

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