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木質ペレットの輸入量

木質ペレットの輸入量

日本の木質ペレット生産量は、2003年度が2,400トンであったがその後、3,700トン(2004年度)、8,700トン(2005年度)、22,500トン(2006年度)、32,600トン(2007年度)と増え続け、更に2008年度には60,000トンに達し、この5年間で25倍にもなった。更に、ペレットの製造工場も、2003年度が10ヶ所に対し、その後13ヶ所(2004年度)、18ヶ所(2005年度)、38ヶ所(2006年度)、47ヶ所(2007年度)と増え、2008年度は55ヶ所であり、この5年間で5倍にもなった。ペレット製造工場を地域別にみると、北海道が8ヶ所と最も多く、次いで岩手県が4ヶ所、宮城県、長野県、高知県が3ケ所となっている。ペレットは、小型ボイラーやストーブで燃料としての利用が多い。

一方、海外からの木質ペレットも輸入量が増大している。1998年以降は、年間10,000トン台であったが、2007年は14,000トン、2008年は41,900トンと急増し、2009年は1月から10月までの累計で49,000トンにも上っている。

このように、木質ペレットの輸入量が急増している背景は、日本において多量に安定供給が不可欠な発電用燃料としての利用が本格化したことと、輸入ペレットの方が、国産ペレットと比較して価格が安いことがある。輸入ペレットの平均価格は、CIF(Cost, Insurance and Freight 運賃、保険料込みの価格)で2007年が40円台/kg、2008年が27.6 円/kg、2009年は21.8円/kgと着実に安くなっている。それに対して国産ペレットの価格は、工場出荷時で25円/kg〜30円/kgが一般的である。発電所のように多量に使用する場合は、海外に木質ペレットを頼る傾向になってきている。

図 国産ペレット生産量
図 国産ペレット生産量

図 国産ペレット製造工場数
図 国産ペレット製造工場数

図 木質ペレット輸入量(2009年は1月〜10月までの累計)
図 木質ペレット輸入量
(2009年は1月〜10月までの累計)

図 木質ペレットの輸入価格と国産ペレット価格
図 木質ペレットの輸入価格と国産ペレット価格

参考資料:一般社団法人 日本木質ペレットホームページ、日刊木材新聞、財務省貿易統計他

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