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33,000kW木質バイオマス発電が着工

33,000kW木質バイオマス発電が着工

化石燃料の代わりに、木質バイオマスエネルギー利用が確実に進んでいる。特に、木材産業や製紙業・家具製造業等においては、木質バイオマス利用ボイラーの導入が進んでいる。1999年は、木質バイオマスの利用ボイラー数が174基、木質バイオマス発電機数が12基であったが、2007年度はそれぞれ531基、108基、2008年度はそれぞれ615基、144基であり、特に発電機数の増加が著しい。この内、発電設備容量が10,000kWの大型発電機は12基であり、残りのほとんどは1,000kW以下の小規模発電である。

川崎市の新日本石油株式会社川崎事業所内では、33,000kWの大規模バイオマス発電設備の建設が進んでいる。燃料は木質チップ等で川崎バイオマス発電蠅建設しており、2010年10月から試運転が開始される予定という。川崎バイオマス発電株式会社は、新日本石油株式会社川崎事業所内の遊休地を賃借し、チップを使用したバイオマス発電、電力を販売する。工事費は108.5億円でありNEDOが3分の1を補助する。使用する木質チップの原料は、川崎市および横浜市、東京23区南部で発生する建設発生木材、廃木質パレット等の木くずである。木くずを、一日あたり197トン処理するチップ化施設も建設する。

木質チップは年間18万トン使用され、CO2排出削減効果は年間12万トンと見込んでいる。発電された電力は、特定規模電気事業者向けに、長期 安定的に供給する。


表 木質バイオマス利用ボイラー数と発電機数(出典:森林・林業白書(林野庁)

年度199920072008
木質バイオマス利用ボイラー数174531615
木質バイオマス発電機数12108144

表 木質バイオマス利用ボイラー数と発電機数(出典:森林・林業白書(林野庁
図 木質バイオマス利用ボイラー数と発電機数(出典:森林・林業白書(林野庁))


参考:日刊建設工業新聞、朝日新聞、愛媛新聞、バイオマス技術ハンドブック(オーム社) 他

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