HOME  >   トピックスアーカイブ  >  ブルネイとマレーシアのジャトロファ・バイオディーゼル燃料製造事業

ブルネイとマレーシアのジャトロファ・バイオディーゼル燃料製造事業

ブルネイとマレーシアのジャトロファ・バイオディーゼル燃料製造事業

ブルネイの面積は57.65万ha(三重県とほぼ同じ)で、人口は僅か38.3万人である。主要産業は石油と天然ガスで、これら燃料の輸出により経済は非常に潤っている。ブルネイの森林資源は、伐採により1990年から2000年の10年間に毎年2,500haの森林が失われ、2000年から2005年の間は毎年2,000haの森林が失われた。この結果、1990年から2005年の15年間に3.5万ha(国土の6%)の森林が失われたことになる。

こうした背景の中で、ブルネイ国の企業KOKAMI (Koperasi Kampung dan Mukim)は、マレーシアの企業Alam Widuri Sdn Bhdとベンチャー企業を設立し、ブルネイに試験的に2,000万本のジャトロファ植栽を実施する事に2008年8月に合意している。Alam Widuri Sdn Bhdは、マレーシアのSarawak州で、10万haにジャトロファを植栽する計画を推進している企業である。

2008年12月に、Alam Widuri Sdn Bhdは、Sarawak州の7.5万haに1.5億本のジャトロファを2009年末までに植栽する計画をスタートさせ、この費用として2,000万ドルが既に投資されている。ビンツル(Bintulu、Sarawak州の港町)に粗ジャトロファ油などを精製するプラント(15万トン/年。投資額7,400万ドル)が建設され、2010年3月末までに7,500リットルのディーゼル燃料が製造される予定である。約3万人の小規模農家と約150人の精製プラント操業要員などの労働市場が創出される見通しである。

図 ブルネイとマレーシア
図 ブルネイとマレーシア

図 ブルネイとマレーシアのSarawak州・ビンツル
図 ブルネイとマレーシアのSarawak州・ビンツル


参考資料:Alam Widuri Sdn Bhd社のHP、社団法人 日本ブルネイ友好協会ホームページ他(http://www.alamwiduri.com/news.php

その他のバイオマストピックス