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豊富な森林資源の利活用が活発化

豊富な森林資源の利活用が活発化

環境保全に向けて、木質バイオマス活用拡大の事業が本格化している。日本は森林資源が豊富で、2008年度の日本国産材の素材生産量は1,771万m3であった。都道府県別でみると、最も生産量が多いのは北海道(20%)で、次いで宮崎(8%)、岩手(7%)、熊本(5%)、秋田(5%)、大分(4%)の順であった。杉木材でみると、杉木材の全国生産量は876万m3で、生産量1位は宮崎(14%)、2位は大分(8%)であった。

これらの地域における、木質バイオマス利用の取り組みを表に示す。それぞれの地域において、豊富な木質バイオマス資源の利用が本格化してきている。

図 国産材の素材生産量(2008年度)
図 国産材の素材生産量(2008年度)

図 杉材の生産量(2008年度)
図 杉材の生産量(2008年度)

表 木質バイオマスの利活用

地域 木質バイオマスの利活用
北海道
津別町ペレット共同組合は、2009年12月にペレット製造設備を操業予定。2009年度は350トン、2010年度は800トンのペレット生産を見込む。
宮崎
三菱商事蠅離丱ぅマス燃料生産子会社「フォレストエナジー門川(門川町)」が、 杉樹皮からペレットを生産。2008年9月に年間25,000トンの日本最大のプラントを稼動。宮崎県はペレット買い取り企業に3,000円/m3を補助。
岩手
住田町が経済産業省とNEDOの「新エネ百選」に選定された。年間315トンの木質ペレットを製造。木質バイオマス発電設備350kWを稼動し、CO2排出削減に寄与。
熊本
2009年7月に、木質バイオマスの活用を推進する「九州薪活用協議会」が発足。薪の安定供給、薪ストーブの普及を進める。
秋田
大館市が農林水産省の「バイオマスタウン構想」に認定された。大館市は間伐材のペレット燃料化を促進し、ペレットボイラー、ペレットストーブの導入を進める。
大分
三菱商事蠅了匆饉辧屮侫レストエナジー日田(日田市)」が、杉樹皮からペレットを生産。2008年4月に年間25,000トンのプラントを稼動。ペレットはボイラーに供給。

参考:経済産業省・MEDO「新エネ百選」(2009年)、農林水産省プレスリリース「バイオマスタウン構想 新たに6市町村を選定」、日刊建設工業新聞、熊本日日新聞、北海道新聞、木材統計(2008) 他

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