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インドのエネルギー消費の28%はバイオマス

インドのエネルギー消費の28%はバイオマス

2006年度のインドのエネルギー消費は、石油換算で5億6,570万トンであった。この内最も多いのは石炭の2億2,280万トンで全体の39.4%を占め、次いで多いのは農業廃棄物、薪炭および家畜の糞の様な在来型バイオマスエネルギーの1億5,990万トンで、全体の28.3%を占めている。

これら在来型バイオマスエネルギーは、市場では取引されていないので「非商業用エネルギー」と呼ばれている。地方の農家では電気、ガス、灯油を使用せず、これら在来型バイオマスエネルギーを使用してエネルギーの自給自足をしている家庭が多い。住居でエネルギーとして使用される割合は、在来型バイオマスエネルギーの78.2%を占めている。

農業廃棄物、薪炭および家畜の糞は、エネルギーとして低質で室内で燃やすと空気が汚染され、呼吸器疾患を引き起こすと言われている。インド政府は、今後在来型バイオマスエネルギーの消費を低減し、国内のバイオマスをバイオマス発電やバイオディーゼル等の原料として利用し普及させていく方針である。

表 インドの消費エネルギー(2006年度)
単位 石油換算百万トン

エネルギー 消費量
石炭 222.8
石油 136.1
天然ガス 31.4
原子力 4.9
水力 9.8
地熱、太陽光他 0.8
非商業用エネルギー 159.9
合計 565.7

表 インドの非商業用エネルギーの部門別消費(2006年度)
単位 石油換算百万トン

部門 消費量
工業 27.6
輸送 0.1
住居 125
商業、公共サービス 6.1
その他 1.1
合計 159.9

図 インドの消費エネルギー(2006年度)
図 インドの消費エネルギー(2006年度)
単位 石油換算百万トン

図 インドの非商業用エネルギーの部門別消費(2006年度)
図 インドの非商業用エネルギーの部門別消費(2006年度)
単位 石油換算百万トン

参考:IEA Energy Statistics

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