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石炭混焼発電の経済性評価結果

石炭混焼発電の経済性評価結果

島根県木質バイオマス石炭混焼研究会は、中国電力蠅梁膩神价魂侘枠電所である三隅発電所(100万キロワット)での、木質バイオマス混焼発電の検討結果をまとめた。島根県は、森林が県土の79%を占め木質バイオマスが豊富に賦存しており、混焼発電により木質バイオマスの大量使用が見込まれる。

<検討結果のまとめ>

  1. 三隅発電所から50km圏内における利用可能な林地残材、建設廃材、製材廃材は、年間約40,000トンである。
  2. 供給コストが最も安価なのは、建設廃材、製材廃材をチップとして利用する方法で、3,576円/トン〜15,576円/トンとなる。この最低コスト3,576円/トンは、三隅発電所側の受け入れ価格の目安である6,782円/トンを下回り、経済性を確保できる。

島根県は、三隅発電所での混焼発電実現に向けて中国電力蠅閥┻弔鯊海韻討い襦E膾県は、木質バイオマスの大量使用によって、安定エネルギー供給とCO2排出削減ができ、更に地域の活性化や産業・雇用の創出にも繋がると大いに期待している。

日本の石炭火力発電での混焼発電の実施例と計画を表と図に示す。年間の木質バイオマス使用量は年間最大で62.5万トンにもなる。電力会社は、混焼発電を即効性のあるCO2排出削減策と期待しており、今後とも混焼発電を増加させる方針である。


表 日本における混焼発電の実施例と計画

電力会社 中国電力 四国電力 北陸電力 関西電力 中部電力 電源開発
発電所名 新小野田 西条 敦賀 舞鶴 碧南 松浦
木質バイオマス
使用量(トン/年)
20,000〜
30,000
15,000 10,000〜
20,000
60,000 400,000 100,000
バイオマス
混焼率(%)
1 2〜3 1〜3 3 2 0.5〜2

図 日本における混焼発電の実施例と計画

図 日本における混焼発電の実施例と計画

参考:電気新聞、「島根県木質バイオマス石炭混焼研究会報告書:平成21年3月」(島根県地域振興部土地資源対策課)、日本経済新聞 他

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