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タイのバイオエタノール製造と環境対策

タイのバイオエタノール製造と環境対策

タイではバイオ燃料の開発・促進を目的とした委員会(NBDPC: National Bio-Fuel Development and Promotion)を設立し、この委員会がバイオ燃料に係わる政策、規制および促進を担当している。エタノールを10%混合したガソリン(ガソホール)の販売を促進しており、2008年1月1日からはE20という20%エタノール混合ガソリンの販売も始まった。2008年度のタイ国でのエタノール生産量は1日あたり157万リットルである。

タイでは、バイオエタノール製造の廃水からバイオガスを製造する事業が始まった。タイの大手製紙会社Advance Agro Public Co. Ltdの子会社であるAdvance Agro Ethanol社は、バイオエタノール工場の廃水処理設備を1,000万ドル(約10億円)でジーメンス社に発注した。これにより、廃水の嫌気性発酵によるバイオガスを得て年間550万ドル(約5.5億円)以上の節約出来る。

バイオ燃料1リットル製造するのに2,500リットルの水が必要なため、バイオ燃料製造プロセスの普及は、東南アジアでの河川の汚染を引き起こす事が危惧されていた。嫌気発酵によるメタンガス回収技術の確立はバイオエタノールの普及を支援するものとして注目される。

参考:(出典:バイオマスマガジン http://www.biomassmagazine.com/article.jsp?article_id=2511&q=thailand
バンコックポスト紙http://www.bangkokpost.com/ 22/03/2009) タイ国経済概況(2008/2009)他

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