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新日本石油がETBE混合バイオガソリンを本格販売開始

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日本政府は、国全体のCO2排出削減策の一つとして、自動車用の燃料にバイオ燃料を導入することを決定している。具体的には2010年に原油換算50万キロリットルに相当するバイオ燃料を輸送用燃料に導入するが、この内、日本の石油業界は、21万キロリットルを導入する。

現在、日本では自動車用バイオ燃料について、次の三通りの使用が開発・展開されている。

  1. ETBE(Ethyl Tertiary Butyl Ether)をガソリンに混合して使用
  2. バイオエタノールをガソリンに混合して使用
  3. バイオディーゼル燃料を軽油に混合して使用

石油業界は、ガソリンにETBEを1〜8%混合したETBE混合バイオガソリンの導入を進めており、2007年から実証事業を実施している。ETBEはバイオエタノールとイソブテンの合成により製造され、2009年度にETBEを20万キロリットル、2010年度は84万キロリットルを導入する計画である。このETBE 84万キロリットルは、原油換算で21万キロリットルに相応する。

新日本石油蠅蓮2009年5月29日に「2009年6月1日から、バイオガソリンを1都6県(東京都、神奈川県、山梨県、埼玉県、長野県、群馬県、栃木県)の861ケ所のガソリンスタンドでレギュラーガソリンとして販売する」と発表した。新日本石油は、2007年度に13ケ所、2008年度は30ケ所でバイオガソリンを試験的に販売してきた。2009年度は861ケ所と大幅に増やし、バイオ燃料の導入を本格化させる。861ケ所は、1都6県にある新日本石油のガソリンスタンド約2,000ケ所の40%以上となり、日本では始めての大規模販売となる。

新日本石油蠅蓮2009年度にはETBE 4万7,000キロリットルを導入する。これによってCO2は年間3万トンの排出量が削減される。2008年度の、ETBEを含むバイオエタノールの輸入量は5万キロリットルで、国産はわずか1,300キロリットルに留まっており、97%を輸入に依存している。

石油連盟のバイオETBE導入目標
図 石油連盟のバイオETBE導入目標

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図 新日本石油蠅離丱ぅガソリン販売ガソリンスタンド数

参考:毎日新聞、石油連盟ホームページ、バイオ燃料持続可能性研究会資料(2009年4月)、新日本石油螢曄璽爛據璽検‖

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