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バイオ水素生産を2013年に事業化

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サッポロビール蠅2009年3月24日、ブラジルの石油会社「ペトロブラス社(リオデジャネイロ)」およびバイオ燃料研究・コンサルティング会社「エルゴステック社(サンパウロ)」と共同で、「サトウキビなどの農産物の残渣を原料とするバイオ水素生産の実証実験を始める」と発表した。セルロース系バイオマスからバイオ水素生産の実証実験を行うのは世界初の試みである。サッポロビール蠅蓮▲咫璽訐渋い杷櫃辰身酵技術やプラント技術を基に、2004年に余剰パンから水素とメタンを連続的に生産する「水素・メタン二段発酵」のパイロット装置の開発に成功している。

2009年9月中旬までに、「エルゴステック社」の試験施設内に内容量1m3規模のパイロットプラントを設置・稼働させ、2010年には農業残渣を原料にした水素の連続発酵試験を実施する。2013年以降をめどに商用前プラントを建設し、運転試験を始める計画である。投資額は250万ドル(約2億4,200万円)で、10年以内をめどに石油や液化天然ガスの価格に匹敵し産業利用に通用する40円/m3の製造コストの実現を目指す。

日本の燃料電池国内市場
図 日本の燃料電池国内市場

水素はクリーンなエネルギーとして世界的に評価が高まっており、家庭用燃料電池や自動車用燃料の普及に伴い将来性も有望である。今後の日本の水素市場は家庭用燃料電池向けを中心に需要が拡大し、2020年度には1兆5,000億円に拡大するとの見通しがある。現在の水素製造は、石油を原料とし水素製造過程でCO 2を排出しているが、バイオ水素は農業残渣を原料としており、化石燃料と水素製造時に発生するCO 2が大幅に削減できる。

参考:サッポロビール螢曄璽爛據璽検日刊工業新聞、Fuji Sankei Business i、衂抻侶从僉燃料電池市場調査 他

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