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タイおよびインドネシアで木質ペレット製造プラント建設

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東南アジア各国は、広大な国土と太陽に恵まれるために植物の生産に適している。表に森林面積と森林蓄積量を示すが、豊富な森林資源を有していることがわかる。世界的にバイオ燃料の需要が高まる中、森林のバイオマス賦存量が多い東南アジアに関心が集まっている。

Natural Fuels Industries Inc.(NFI Inc.)の100%子会社であるタイのVega Promotional Systems Incが、「木質バイオマス資源の利用として、マプタプット港(MAPTaPHUT Port)にある設備を改造し、8mmサイズの木質ペレットを生産する」と2009年3月に発表した。原料は籾殻、トウモロコシ、ユーカリ廃棄物を用いる。規模は50万トン/年である。2009年の第三四半期にはフル稼働に移行する。20%はタイ国内で利用し、80%は欧米に輸出する計画である。

一方、韓国政府とインドネシア政府は、「インドネシアのカリマンタンで、2010年にバイオペレット製造設備を稼動させる」と2009年3月に合意契約した。規模はこれから決定されるが、20万haの森林を利用した木質ペレット製造施設を建設する。この木質ペレットは韓国に輸出される。日本においても、電力会社がアジアから木材チップを輸入し、バイオ発電がスタートしている。世界各国は、アジアをバイオ資源地域と見做し、今後更に事業展開を図っていく計画である。


表 東南アジアの森林面積と森林蓄積量

東南アジア各国 森林面積(1,000ha)2005年度 森林蓄積量(100万m3) 2004年度
カンボジア 10,477 998
インドネシア 88,495 5,216
ラオス 16,142 957
マレーシア 20,890 5,242
ミャンマー 32,222 2,740
フィリピン 7,162 1,248
タイ 14,520 599
ベトナム 12,931 850
日本* 25,000 4,431

* 日本の森林面積、森林蓄積量は2007年度のデータ

参考:雑誌「国際農業協力」vol.30,No.3(2008)、雑誌Biomass magazine
ホームページ http://www.thaindian.comhttp://www.shinrin-ringyou.com 他

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