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インドネシアのバイオマス燃料供給計画

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インドネシアの2006年度一次エネルギー消費は、石油換算8億3,700万バレルであった。内訳は石油47%、天然ガス22%、石炭24%、水力2%、地熱5%で石油の依存度が高い。将来のインドネシアエネルギー政策は、2006年1月にバイオ燃料推進の大統領令が出され、2025年までに石油のシェアを20%へ下げ、石炭を33%に上げ、更にバイオ燃料(バイオエタノール、バイオディーゼル、バイオ油)として5%を賄う計画である。

2010年におけるバイオ燃料の供給計画を表に示す。現在、バイオディーゼルは、BPPT(BADAN PENGKAJIAN DAN PENERAPAN TEKNOLOGI:科学技術応用庁)のエネルギー技術開発センターで、ジャトロファ油を原料とする1トン/日のテストプラントを設置し、製造実験を行っている。更に5,000トン/年規模の実証プラントを有している。得られたバイオディーゼルは、軽油と混合し輸送用燃料として利用する。混合率は2010年までに10%、2025年までに20%とする計画である。

インドネシアの一次エネルギー消費(2006年度実績と2025年度計画)

図 インドネシアの一次エネルギー消費(2006年度実績と2025年度計画)


表 2010年におけるインドネシアのバイオ燃料の供給計画

バイオ燃料 原料 バイオ燃料生産量 用途
バイオエタノール キャッサバ、糖蜜 185万キロリットル 輸送用ガソリン
バイオディーゼル パーム油、ジャトロファ油 124万キロリットル 輸送用軽油
バイオ油 パーム油、ジャトロファ油 480万キロリットル 電力用、灯油

参考:インドネシアハンドブック(2008年度版)、雑誌「国際農業協力」vol.30,No.3(2008)
インドネシア・エネルギー鉱物資源省ホームページ(Ministry of Energy and Mineral Resources、Indonesia) 他

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