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タイのバイオディーゼル事情

人口6,300万人のタイ国は、総エネルギー消費の49%を輸入し、特に原油は国内供給量の85%を輸入が占める。エネルギーの輸入依存型からの脱却を目指し、タイ政府は、2008年〜2022年の15ケ年で、総エネルギーの20%を再生可能エネルギーで賄う計画である。

再生可能エネルギーの中で、自国で生産するパーム油からのバイオディーゼル燃料は、タイのエネルギー政策上、特に重要である。パーム油の生産は、2004年度518.2万トンに対して2007年度は639万トンでこの4年間で、1.23倍に増えた。1トンの粗パーム油から約0.88トンのバイオディーゼルが得られる。

現在、タイでは12ケ所の商業ベース規模の廃油およびパーム油を原料としたバイオディーゼル製造プラントがあり1日の製造能力は約3,900トンである。しかし2008年11月の時点で、1日約1,000トンしか製造されていない。タイ政府は、税の免除により販売価格を安く設定し、バイオディーゼルの普及を推進しており、今後も普及を加速させる方針である。

図 タイのパーム油の作付け面積と生産高

図 タイのパーム油の作付け面積と生産高

参考:平成20年度アジア・バイオマスエネルギー協力推進事業に係る報告会、Office of Agricultural Economics,2006、「Environmental Evaluation of Biodiesel Production from Palm Oil in a Life Cycle Perspective」S.Pleanjai et al, The Joint International Conference,2004,Thailand 他

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