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石油業界のバイオ燃料

政府は運輸部門のCO2削減手段として、2010年度までに輸送用燃料の50万キロリットル(原油換算)をバイオ燃料に置き換える計画を打ち出しており、うち21万キロリットルを石油業界に要請している。石油業界は、ガソリンにバイオETBE(Ethyl Tertiary-Butyl Ether)を混合した「バイオガソリン」の販売で、政府目標を達成する方針である。この「バイオガソリン」の安定供給や低コスト化の実現に向けて、石油業界は様々な取り組みを加速させている。

日本の石油元売り各社は、現在、バイオエタノール、バイオETBEを海外から共同で輸入している。これに対して、コスモ石油(株)は、「バイオガソリン」を国内で一貫生産し、製造コストを下げ競争力を高めて、バイオガソリンの本格普及に対応する。バイオエタノールは、日本製紙ケミカル(株)におけるパルプの製造過程で排出される「黒液」を利用し、2011年度に年間1万キロリットル製造する計画である。この「黒液」にはエタノールの原料となる糖類を大量に含有しており、実用的な製造が期待できる。更に、バイオETBEの製造は、堺製油所の既存装置を改造して、2011年度の初めの稼動を目指し、バイオエタノール、バイオETBEを国内で一貫生産する。

参考:Fuji Sankei Business、コスモ石油(株)ホームページ、石油連盟ホームページ他

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