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ミャンマーでジャトロファ燃料事業化

熱帯性落葉低木であるジャトロファの種子は、油脂含有率が30〜35%と高く、この値は大豆の約5倍、菜種の約3倍で、バイオディーゼルの生産に理想的な原材料である。1本の植樹で約0.8 リットルのバイオ燃料が抽出でき、年間約8kgのCO2を吸収する。2004年にはダイムラー・ベンツ社や英国石油がジャトロファ精製油を代替ディーゼル燃料として、零下でも走行が可能であることを実証し、更に2007年からボーイング社がジェット燃料としての実験を進め、2008年末より世界の航空会社が、ジャトロファを含む非食用素材を原料としたジェット燃料の飛行実験を成功させている。

ミャンマーは世界最大のジャトロファ栽培国で、世界の90%以上を栽培している。ミャンマー政府はこのジャトロファの植林を国家プロジェクトとして進めており、ジャトロファの栽培面積は、2006年度が63.5万ha、2007年度が147.8万ha、2008年(4〜12月)が約200万haで、2010年には320万haまで拡大させる方針である。この豊富なバイオマス資源であるジャトロファに注目して、日本バイオエネルギー開発(株)(Japan Bio Energy Development Co.Ltd)は、ミャンマーでバイオ燃料事業を立ち上げると、2009年2月27日プレス発表した。現地総合商社と合弁契約を締結し、2009年度中に5,000トンを目標とした種子の販売、ジャトロファ由来バイオ燃料の販売・輸出を展開する。

 図 ミャンマーのジャトロファ栽培面積(2008年は4〜12月)

図ミャンマーのジャトロファ栽培面積(2008年は4〜12月)

参考:化学工業日報、日本バイオエネルギー開発(株)ホームページ他

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