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バイオ燃料による飛行実験が成功

現在の航空分野のCO2排出量は全世界の化石燃料消費に伴う排出量の2.5〜3%にもなる(「国際民間航空機関」(ICAO))。各国の航空会社はCO2排出削減のため、バイオ燃料利用の研究開発が進んでいる。

米コンチネンタル航空(株)は、1月7日、米航空会社として初めて、バイオ燃料を使った飛行実験を行った。バイオ燃料は熱帯植物の「ジャトロファ」(60%)と「藻」(40%)から製造した。藻を使った商業的な飛行実験は世界初である。米ボーイングの737-800型機を使い、2基のエンジンのうち1基にバイオ燃料(50%)とジェット燃料(50%)の混合燃料を用い、約90分にわたり飛行した。

アジアで初めて、日本航空蠅1月30日バイオ燃料を用いた試験飛行を行った。バイオ燃料の原料は、やせた土地でも育つ「カメリナ」(84%)、「ジャトロファ」(15%)と「藻」(1%)である。ジャンボ機の4基のエンジンのうち1基に使用し、バイオ燃料(50%)とジェット燃料(50%)の混合燃料を用いた。羽田から仙台の上空を飛行し約1時間半で羽田へ戻った。

世界で初めてのバイオ燃料を使った飛行は、2008年2月24日にヴァージン・アトランティック航空が、ババスオイルとココナッツオイルから作られたバイオ燃料で40分間の飛行に成功している。2番目は2008年12月30日に、ニュージーランド航空がヤトロフ油からのバイオ燃料で2時間の飛行に成功しており、日本航空(株)が4例目となる。今年は、多くの飛行機会社が、バイオ燃料を用いた飛行実験をますます本格化させる見込みである。

参考 : 毎日新聞、朝日新聞、JAL ホームページ、ICAO 他

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